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きみのためなら死ねる

「スペースチャンネル 5」のスタッフのひとがー、とかいう前評判とかに騙されかけたがそのノリはどちらかといえばずんずん教だ!ずんずん教だ!ゲーム業界狭しといえどもこれほど見事なモテナイオーラを表現しうるゲームメーカーは、やはりセガ社をおいてほかにない。ホモソーシャル的なぬるま湯として完璧に近い適温。なんだこの永劫に(その場に居ながら)落ちてゆくような心地よい世界観はー。

タッチパネルでかんたんゲームをたくさん遊ぶ。あまり長時間根を詰めて遊びこむようなゲームではない。キーやボタンは一切使わない。というか NDS の持ち方の関係上、ペンを使うゲームはその時点でもうあまりキーやボタンを使うこと考えないほうがいいかんじだな。ストーリーは一応あるけどあまり関係ない。「彼女」に(「彼」にも)顔はないが、声はいちおうあるかんじ(意味のあるようなレベルでは喋らないが)。真っ黒の彼女が、あそんでるうちにだんだんかわいく見えてくるんだから世の中は不思議。世の中というのはつまり人間。てことはそれはおれでありおれに作用する機能をあらかじめ設計してのけたセガ社のひと。ゲームもセガも社会も日本も、つくづくよくできてる。

「スペースチャンネル 5」のスタッフのひとがー、というだけに「スペースチャンネル 5」そのまんまのゲームもちゃんと入ってる。おれがいまのところいちばん好きなのは電卓ゲー。