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FAMILY MUSIC

ムホッこれはうれしい不意打ちじゃわい。一年に一回くらい、柄にもなく紅茶とスウィーツが欲しくなるよーな感覚で渋谷系音楽的存在を手元に置いておくことを許容できるおれだ。かなりいい買い物だった。

PSG * ウィスパーボイス = 消費という名の再生産力。くもりガラスごしに挑発的な消費者たちの群像が透けて見えるくすぐったさ。ようするにあれですピコピコ音でささやき系の女性ボーカルでポップなかんじです。公式サイトからいっぱい試聴できるので買おうか買うまいか迷ったとしても選択を間違わないと思う。キーワード的には秋葉と渋谷の橋渡しになるのかもしれないとひとまずは思ってみたが、ここで解釈されている象徴としてのファミコンは秋葉的なイメージをまったく必要としていないよなと思ったので、強いていえばこのアルバムからは渋谷から井の頭線で西に向かっていく印象を受けるなあ。そして終着駅はなぜか千葉にワープ(?)。または町田。こっちがより正解に近いか。じゃあ小田急線か、でも渋谷は外せないんだ、むつかしいな。←なんだそれは。東京地図の脳内マッピングのてきとうさ具合と、音楽ジャンルのさらにいい加減な脳内マッピングを掛け算すると、ことほどさように珍妙な町内地図が出力されてくるのだ。地図の概念が固着していないひとに道を聞くむずかしさみたいなものは案外誰でも自己検証によって体感可能かもしれない。

PSG PSG した音色で、がんばって音を厚くしている感じから、おれの場合だとなぜかファミコンってよりはゲームボーイを連想する。なんでだろ。フレーズとかは(たぶん)ファミコンなんだけど。ステレオだから?経験してきた時代の影響もあって「FM 音源>PCM>MIDI>PSG」というくらい PSG の脳内ヒエラルキーは低いのだが(FM 音源至上主義傾向は「MSX(FM-PAC)→メガドラ」の流れ)、しかしまあ低位であるだけに基礎として刷り込まれている部分は大きい。実際におそらく一番長く触った任天堂社のゲーム機が、おれの場合ゲームボーイだからってのもあるか。

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