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ファッションパンクとオサレサブカル

悪魔将軍 24d | 4 of 4

最近熟読しているサイトのひとつに「完全パンクマニュアル」(http://punk-manual.cagami.net/)があるのだが、これ読んでて腑に落ちるところがあった。パンクがファッションパンクを忌避する心理と、オタがオサレサブカルを忌避する心理には共通点を見出せる。

ファッションパンクの「ファッション」と、オサレサブカルの「オサレ」は完全に一致している。

そうかー、おれはオサレサブカルのオサレとサブカルの意味付けの違いがよくわかってなかった(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20040905#p1)けど、なんというか単純な話だったのかな、ちょっとむずかしく考えすぎていたかもしれない、知ってか知らずかパンクのひとがファッションパンクのひとをそう呼んでなじったのと同じ仕組みで、オタはサブカルの枕にオサレをのっけることでネガティブな評価としたわけだ。オタルチャーはオタましいの駆動体であって、アニメより自分のほうが大事な連中のためのアクセサリなどでは断じてない!という反発ともつながってたともいえるかな。ほんとかよ。ほんとだ。いやいや。いやいやいや。まあしかし。いはゆる「ええかっこしい」それ自体はべつに悪いものではないのだが、ええかっこをするために十分な内実が伴っていなければそれはオサレでありファッションで、それは敵であると。べつにオタとかパンクとかだけでなく、男性社会一般に通じる考え方だと思う。

さらに、おれの「もとからかっこいいものは、かっこつける必要がないので、ということは、かっこつけているものは、もともとかっこよくないといえる」の価値観とも合致してるな。

その点でオタとパンクの魂はけっこう似てるところがあるよなーと、完全パンクマニュアルを読みながら思ったわけなんだけど、しかしだからといってやはりオタとパンクは相容れないものなのである。それぞれの話に出てくる考え方や物事の整理の順番など、うんうんなるほどそのとおりだと頷きながらも、全部とおしてみるとやはりおれはパンクではないという結論になる。象徴的には、パンクは唯我独尊だがオタは各我各尊であるわけだから、オタは別オタに「てめえらみんなオサレサブカルだ!」などとは言わない。