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BURNOUT 3 TAKEDOWN

おもしろい。すばらしい。

GTA Vice City」をケースに入れて本棚に片付けてしまったほどすばらしい。もう当分 XBOX は BURNOUT3 専用機ってことでいいよ。300 台ほど TAKEDOWN してようやく一心地着いた。なんかもうむやみに楽しい。クレイジータクシーバーチャロンにはまったときのように、R トリガ(アクセル)の引きすぎで右人差し指が痛い。DC にせよ XBOX にせよ、R トリガを引くのにそんなに力は要らないのでコツを掴みさえすれば、クレタクを 8 時間とか遊び続けても平気になったりするのだが、おもしろいゲームのやりはじめで無駄に力を込めてしまう人指し指を抑えるのは不可能だ。熱い熱い、溶ける溶ける、焦げる焦げる、燃える燃える、焼ける焼ける、バーンアウトバーンアウト!おかしいなあ 2 はここまで熱くなかったんだけど、やっぱ TAKEDOWN で一皮剥けたってことか、または 3 でこれまでの積み重ねが結実したってことか。

セガゲーに例えると「F-ZERO AX」と「OUTRUN 2」を連想する。というかほんとゲームの感覚が驚くほど似ている。べつにパクリとかそういう意味ではない。ゲームとしては全然別もの。同じようなフィーリングを目指せば方向性が一致する確率も上がるのだなというか。というかちょっと話がズレるが最近妙に洋ゲーからセガを連想することが多い。多いっていうかこれと Vice City の二件なんだけど。Vice City についてはあとで書く。ともあれなんかおれの欲しているセガ分を補充しかねない勢いでなんかこのゲームはいいツボを押してくれる。ゲーセンで出してもおかしくないっていうかむしろ出てほしいクオリティでまとまってる。すごい。「F-ZERO GX」も片付けていいかも。XBOX で発売予定の「OUTRUN 2」も、購入しばらく先でいいかも。「HALO2」とかいろいろ先も後も詰まってるし。さっさと買うだろうけどまあ。

あと XBOX 版の PS2 版との差異だけど、たぶん画面が綺麗で(さすがにこの画面そのまんまは PS2 無理だろ)、アクセルとブレーキがボタンじゃなくてちゃんと LR トリガにアサインされてて、たぶんセーブが早くて(HDDだし)、あと Live でネット対戦(同時 6 人?)が可能っぽいとか、そんなところか。対戦ができれば大きいかも。またはガイジンがうますぎてゲームにならないかも。まだ試してない。アジア版だとつながらないかもーとか思わなくもなかったが、「FULL SPECTRUM WARRIOR」のアジア版でもつながったのでこれもいけるんでないか。まあ予想。やってみないことには。

がんばって問題といえる問題を探せば探せないこともなくて、おれの場合このゲームはただ走って壊すだけで十分きもちいいのであんま順位とかを気にできない。ナビ画面も一切あたま使う必要なく出来ているので逆に任せっきりで自分で考えて次はここ行こうとか選んでない。もうコンピュータが「これどうよ」って出したものにただただ OK 出す反応機械みたいにステージセレクトしてる。ゲームはじまってもまだミッション内容を理解してなかったりする(←「ようするに目に見える敵車全部潰して一番になればいいんだろ」)。強いていえばそのへんか。でもそれはそいう遊び方ってことで全然問題ないか。ないよなあ。じゃあ問題じゃないよ。ううむ。というかゲーセンで出て欲しいってのはそのへんもある。クリアできようとできなかろうと 100 円ぶん楽しめそうなんだよこのゲームがゲーセンにあったら。こんだけ豪スピードで突っ走ったうえに自車も敵車もアザーカーも諸共にどっかんどっかんぶっ壊れてくれればなんかそれだけでエンタテインした気になるってものだ。あとKONAMIスリルドライブ」も、いい加減あのクオリティの画面じゃたいへんだし。でもいまだにインカム入ってる店もあるっていうのでああいった方向性のゲームに需要はあるわけだし。毛色的には「OUTRUN 2」と競合し、流れ的には「スリルドライブ」の後継となるような。問題ねえー。

というか、ゲーム自体はむしろ運転ゲーから退行してレースゲーの紀元前というか「ロードファイター」とかそんな時代にまで戻ったかのような BURNOUT 3 がしかし、アナログの入力系と、リッジ以来熟成され続けているインチキドリフトと、スペキュラバリバリ中身きっちりの見た目を獲得しただけで、こんだけおもしろいゲームとして存在しているってのはすごいな。まあそれは「OUTRUN 2」にもいえるんだけど。ていうかそこいらへんの遊んでて感じられるコンセプト的なものがおそらくほとんどまったく一緒なんだよ両タイトルは。もちろんリアル系運転ゲーへの飽きとかの要素もあろうけど、そういう「反」的なものからはここまでポジティブなものは出てこないと思う。確信に近い現状認識がその背を押す。セガの場合は自社にアウトランっていう名作があったのでその看板を建て直し、Criterion 社には特にそういうのはなかったのでいいとこ取りして再構築ってかんじか。BO3 にも OR2 にも真新しいゲーム要素とかはたぶん全然ない。どっかで見た(かつてやった)ようなものを現在形のふるいにかけて鮮やかにリメイク。「グラフィックはゲームを革新しうる」の世界観って、諸般の要素が絡まりあった結果として、最近通用しづらいところがあったかんじだけど、こういういってみれば DQN 系に近い(←ここで使ったような DQN 系という言い方は「ハイエンドに対する大衆的理解」の表現のひとつかなと漠然と認識していて、そこに臭みがあるとすればそれは「大衆的誤解」から発しているのではないかみたいな。そこで誤解を含まず理解すれば、臭みのない DQN が誕生すると思う、そんなものはもはや DQN ではないかもしれないけど)ビカビカテカテカのグラフィック(おれの場合こういうの「デラックス感の高い」と表現することにしている)から膠着を打破しようってタイトルが、海外でも日本でも出てこれてるってのは、まだまだ捨てたもんじゃねえなと思う。それともちろん音楽。おれたちゃダルい世代だぜー、おれたちゃダルい世代だぜー。

ああ、ひとつ問題があった。区間ごとに「何秒差つけられてるぞ」系のメッセージが出るんだけど、これが読めないっていうか、読んでるひまがないのでつらい。やってる最中そっちまで見てる余裕がないんですよ一瞬でも消失点周辺から目はなしたら事故るから。音声メッセージにしてくれ。それとも馴れか。