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BURNOUT 3 は素晴らしい

なにしろバーナウト 3 にはすばらしいパワーを感じる。

Renderware の criterion 社が自社の科学力をいかんなく発揮してマルチプラットフォームに叩きつけるカークラッシュアクションの決定版!これほどのパワーを感じる運転ゲーは、クレタク初代をゲーセンではじめて見たとき以来かもしれない。遊ばない理由を探すことができない!

といっても BURNOUT も 2 までは、けっこう地味ゲーというか、派手派手ではあったんだけどマニアゲーというか、ちょっとおれたちアングラだぜーみたいな感触があったんだけど(ちゃんとおもしろいんだけど「あーさすがいまどきのガイジン開発かっちり作ってるね洋ゲーだね」みたいなレベルで感想が終わってしまうかんじ)、3 になって突き抜ける破天荒感を獲得し、一気にメジャーに躍り出た観がある。洋の東西関係ない。あーでもこれアクレイム風味から EA 風味へのシフトってだけの理解でもいいのかもな。わからん。ていうかいま BO2 のムービーないかなとサイト見に行って、そういえば Acclaim 社は先日つぶれちゃったんだよなあと思い出した。それこそバーナウトとか有力タイトルを EA 社にひっこぬかれたからな。ううむ。

ともあれ BURNOUT 3 だ。スピードが正義。TAKE DOWN。ライバルカーをぶっ壊す。なにもかもスピードへ収束していって(そうだ!STG が究極的にはすべての要素をスコアシステムに収束させていくように、運転ゲーとして要素をスピードに収束させてゆく設計は結果としてゲームに一本のわかりやすい筋を通すことになり、それはむしろ古典的ともいえる王道なのだ!)、そしてちょっとでも意識を逸らせばクラッシュ。一点の光をみつめながら視界はどんどん加速していき、そして意識は反対にどんどん静止してゆく。それはつまり WIPEOUT ではないか?いやいや違う。BURNOUT 3 は意識も静止しない。あの「画面の一点が無限に拡大されてゆくような加速の既視感」(スターティンググリッドに配置された瞬間の画面情報に、実はおれが描くすべてのトレイルはあらかじめ含まれていたのではないか?という快楽の疑念)は、WIPEOUT の涅槃ゲーたるゆえんだったが、BURNOUT はプレイヤを涅槃へ誘うゲームじゃない。どちらかといえば地獄。またはお祭り。イノセントな一般車両が待ち受ける。にくいあんちきしょうが並走している。血沸き肉踊る音楽がある。たぶんゲラゲラ笑いながら遊ぶよ。

いろいろ迷ったが Xbox アジア版を購入予定。