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ソーシャルネットワーキング and or MMORPG

SNS 近況。Orkut に続いて mixi にも呼んでもらったので、登録して、あれこれ読んでみて、こっちは日本語だし日記もあるしで親近感がずいぶん高めなかんじだなあとおもった。逆にいうと、場(というか関係性)に対して無関心な立場を取りづらい予感もした。Orkut の場合なら永遠に Friends(1)(←このおもしろい表現が好きなので友人はよほどのことでもない限り増やさないことに決めている)のままでコミュニティウォッチャーの立場を貫ける雰囲気を感じるけども、mixi の場合、へたにいろんなひとのコメントの意味を(日本語だから)ふつうに読めてしまうだけにむずかしそう。まあこのへんは、

  • ユーザ層による性質
    • Orkut は参加者の言語国籍がけっこうバラバラ。ということはコミュニケーションを取るために互いが持っている前提が少ないと予想できるため、そこを利用してわりと好き勝手に振舞える(=無視が容易)。
    • mixi は参加者(のほとんどすべて?)が日本人である。ということは相手も自分もかなり近い前提を事前に共有していると予想できるため、行動がある程度制約される(かもしれないと自制する意識が出る)。
  • システムによる(コンテンツの)魅力の誘導・制限
    • Orkut はコミュニティ作成機能があってそこにリンクするのが容易で、そこだけ見て楽しむことができるため、誰とも特別に親しくならずとも困ることがあまりない。
    • mixi は、友人を増やして「仲良くなるゲートをどんどんオープンにしていかないと、微妙にアクセシビリティが悪い」かんじに設計されている気がする(ようするに「ユーザがほかのユーザと仲良くなろうと思うように誘導するため、デフォルトでは敢えて多少不自由に設計されている」印象)。まあそりゃこういうサービスに参加する目的は、前提として人との交流なのでそれで問題ないんだけど。

とかなんとか、書き出せばいろいろあるだろう。mixi についてはさっき触れたばかりなので全然見当違いなことを書いてるかも。あんまつっこんで考えたいわけではないのでてきとうにいまだけメモ。このへんのユーザインターフェースの設計は、それこそ MMORPG とかでもやられていることだと思うので、それより後発となるソーシャルネットワーキングサービスの設計者側には、当然その種の意図があるはずと思う(←特定サービス内でのコンテンツやコミュニティが伸びていく方向性は、そのサービスの仕様設計によってある程度規定され、誘導されていると考えるのが自然)。ようするに、ゲームデザインと根は一緒。

で、そろそろ雨後のタケノコのように、ソーシャルネットワーキング界隈の、ひともサービスも感想も分析もわらわら web 上にあがってきて、やる気でないと追っかけてられないかんじになってきたので、「じゃあこれ以降のソーシャルネットワーキング関連の情報や考察はこれこれのサイトのひとにおんぶにだっこしていきたい」というようなところに差し掛かってきており、でもなんかもともとズルズルーっと半端なかんじでこれ系のサービスに足をつっこんでしまったために、まだその情報発信のよさげな竜脈が見えていない。どのへんおさえとけばいいのかな。

これでたとえば、うさだhttp://lovelove.rabi-en-rose.net/)のひとなどが MMORPG の片手間でこれ系のサービスについてもバッサバッサと分析考証していってくれたりするとおれにとってすごく都合のいい状態になるんだけどなあ。ああいった回路蓄積をもっているひとなら、まったく新たにソーシャルネットワーキングからものを考えはじめるひとよりはるかに速く高い(または根っこの)レベルまで話を進められるんじゃないかなと思う。