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Virtua Racing -FlatOut-

特に感慨はないが、PS2 が長引いてPS3はまだ見えない(=成熟から爛熟へ至るグラフィックの豪華感への要求から、フレームレートに 60 固定が選択されるケースが極めて少なくなる)時期柄もあって、けっこう新鮮に楽しめた。MGS も 3 だと 30fps だっていうし。まあこういったフレームレート信仰は、一般的にドラゴンボールにおけるスカウター基準と同じくらいのエリアしかカバーできない狭い時期のあれなんだけども、とはいっても最低限の理は常にここにひとつあるというか。TV上にある「よいゲーム」の第一条件は「秒間 60 フレームであること」だとおもう(←こういうこと書いてると思い出される「スプライト機→フレームバッファ機への移行による 1 フレームの遅延」は、2004 年現在ではもはや語れない問題となってしまったなあ)。

それはそれとしても PS2 で遊んでると、とかく解像度なりフレームレートなりで不自由している状況に慣らされがちで困るので、そこいらへんの眠いゲームにどっぷり漬かったあとの目覚ましの効用は期待していいと思う。それ以上は、個人差で受け取れるものの質量が変動というかんじ。V.R. のレースを、いまの感覚で遊ぶとすげえ大味なので、ひとによっては「なんだこの操作感は」とショックを受けるかもしれない。

あと、おれが最も好きな V.R. の移植は 32X 版なんだけど(プレイ感もよかったし、あとなんか妙にリプレイがかっこよかった)、いまやると印象どうなってるかなとちょっと興味がわいた。フレームレートも秒間 20 くらい(?)で当時としてもあまり滑らかな部類ではなかったけど、それを差し引いても味のある操作感というか、後を引くゲームだった。MSXKONAMI「F1 SPIRIT」のようなかんじというか。