ギャロゲーの狭間
以前にも書いたような覚えがあるが、先日KとTと雑談中に出たエロゲーとギャルゲーの話についてメモ。
- 状況解決(エンディング)へ至る過程において、ヒロインの価値観に対して主人公の行動が合流していくゲームをデザインした場合、そのゲームはギャルゲーになる。
- 状況解決(エンディング)へ至る過程において、主人公の価値観に対してヒロインの行動が合流していくゲームをデザインした場合、そのゲームはエロゲーになる。
- エロっぽいギャルゲーや、ギャルっぽいエロゲーは、その中間あたりを狙いどころと定めたケースと言えるだろう。ただし、最初から中間を目指してデザインしてしまったらそれは非オタというかふつうゲーになってしまうと思われるので(「互いが歩み寄ってこそ」なんていうのは TV ドラマと変わらない!)、オタ向けなら必ず「基本的にはヒロインがメイン」「基本的には主人公が答え」などの指針を定めてから叩いて伸ばして加工していったほうがいいような気がする。
あと「18 歳とか 20 歳とか、制限にひっかかる年齢を通過してしまうと、たとえば SEX シーンの有無とかそういうものでエロゲーとギャルゲーを区別するっていうようなやりかたにリアリティを感じることってできなくなるね正直」みたいな話を、二年くらい前に誰かとやったような記憶が。