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よいアニメのOPは、よいOPである

よいアニメのOPは、よいOPである。
一定以上の水準に達したアニメ作品は、OPを見れば本編を見る必要がない。必要がないだけであって、もちろん本編も見たほうがよりおもしろいわけだが、作品として提示すべき内容のほとんどすべてが、OPというものには含まれている、含まれてあるべきものであるから、やむをえない事情がある場合はOPだけ見て済ますってのもアリだと思っているが、アニメは要不要で見るものではないから、けっきょくのところ全部見るのは前提であって、そのうえでOPは何度も何度も見るものであるとなる、ああこういう戯言のための戯言書いたのってひさびさ。ようするにそのー、アニメにおいてOPは預言に等しい。

よいアニメシリーズの第1話は、よい第1話である。
アニオタ界には「よい第1話の作法」というものがある。明文化されているかどうかは知らないが、これは本当にある。よい第1話の作法をきちんと踏まえた作品は、つまり第1話が「よい第1話であったアニメ」は、大抵シリーズ通しておもしろい(見どころのある)作品になる。逆にいえば「そのアニメをよいシリーズにできるだけのスタッフ編成でなければ、よい第1話を制作することはできない」となる。だから新しいアニメシリーズの第1話を見るとき、アニオタの眼光はいつもより三割り増しで鋭くなる。勢いや気合にはごまかされない。量でなく質、モノでなく流れを見る。底力を見透かし、枝葉まで届いたつやを凝視する。