ゲーオタ OFF 会
秋葉原にケバブを食いに行き、バラバラにケバブを食いに来たメンツでなんとなく昼〜夕方くらいまで OFF 会をした。
うろおぼえ喋ったことメモ。
- 邦ゲーブームの件。
- FARCRY 2 の、長時間遊びこまないと身に染みないゲームデザインは良いんだけどわかりづらい、けどユニークではある、という話を聞いた。
- 若オタ問題と、おっさんオタと若オタの接点についてダラダラ喋った。関連はこのへん(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20080114#p1)か。
- おっさんゲーオタからすると、若いゲーオタがいまどうなってんのかはわからん。「全体」という具体的な誰のことでもないことなら調べることができるし、またいまどきはネットがあるので具体的な個人の考えとかを読むことはできるけど、グループに共有される「気分」みたいなものに対する感覚は薄まっていく。社会人になってから後も大学サークルとかと接点を維持していれば 30 歳あたりまではどうにか大学生くらいまでの気分についてはアンテナ張れるけど、そこから先になるとかなりの努力が必要。さらにいえば、じつのところそのもっと前に、大学入学時点から高校以下のゲーオタがどうなってんのか全然わからなくなっていたりする。逆に自分や周囲に子供が出来たりして、小中学生くらいのゲーム事情が身近なトピックになってきたりもするけど、叩き上げのゲーオタを両親に持つような文化エリートを養育する立場ではバイアスかかりまくりでこれもあまり「世間ではどうなってんの」みたいな感覚としては体感しづらいという。
- アニメ関連
- D さんが「とらドラ!」を毎週視聴できているという話をきいて、偉いなあと思った。いずれは見るつもりでいるが、まだちょっときつい。あとまあ、おれが若オタだった頃にラノベ的なものが好きだったのには、それらが非現実的な話だったからという部分が大きいと思うのだけど、とらドラ的なものもウケるという現代ラノベ状況では、離陸芸だけでなく着陸芸も大事というかんじになってるのかなーという気がした。というあたりで連想するのは、むしろ他のラノベとかではなくて、きづきあきら氏作品とかだったりするな。
- 「鉄腕バーディ DECODE」第二期がおもしろいのだけど、やっぱりこれを今のアニメのおもしろさのひとつに勘定するのは微妙だという話をした。
- 群像劇の終焉と悪役問題についてダラダラ喋った。
- ネット最適化と二極化、中間層のきつさ問題についてダラダラ喋った。
なぜ女性は雑踏の中でも手の振りがでかいのか
東京の朝の通勤ラッシュといえば相当なものだが、大手を振って歩いているひとは結構いて、振りがでかいと近接してるひとに腕が当たる。そんなもので事故や怪我など起きようもないので、警戒を要するようなことでもないが、腕の振りを含んだ範囲を避けて急ぐひとが導線の蛇行をよじれさせたりして、それなりに気をつけたいことではある。
で、しばらくそのことを意識して暮らしてみた体感でいうと、ラッシュ腕振りでかい勢には、どちらかといえば男性より女性のほうが多そうだとわかった。女が全員ブンブン腕振ってるわけではないし、腕振り男も少なくはないが、自分の腕が誰かに当たる可能性について全く想像していなさそうな、特に後方への警戒のない、(へんな書き方になるが)「ピュアな腕振り」のひとが、女性に多くみえた。あと、そんなことを気にして駅の構内を歩いてる関係で、たまに腕どころか肩もほとんど動かさずにスイスイ歩いてるような達人をみかけると、さすが都会人は混雑やりこみすぎて、ある種なにかの作法っぽい領域に近付いてるなと感心したりもするようになったりもした。そういや池袋には、頭に載せたペットボトルを落とさず徘徊する「ペットボトルおじさん」というひとがいたよな。最近見かけない。
戻して、なんで女性の腕振りを多く感じるのかを考えるに、要因は複数ありそうだ。まず…と八個くらいズラズラ並べる予定だったんだけど、やめた。もうちょっと基本的な見落としに気付いた。あれだ、腕振ってない男はかなりの確率で、すくなくとも片方の手をポケット突っ込んでんだよ。その状態で荷物を持てば両手が塞がり、腕が振れない。いっぽう女でポケットに手を突っ込んでるひとは(マニキュアとかしてるからか)男と比較してかなり少ないのだ。通勤腕振り勢の問題ではなく、通勤ポケット IN 勢の問題だった。たぶん全員手をポケットから出した状態での通勤ラッシュに出くわすことができれば、違う観測になるだろう。