NINJA GAIDEN 2
なんか NY で自由の女神に登って戦うってすごいクライマックス感あるんだけど、よく考えるとこれまだ三面かー、全然序盤だ、なんとなくこれもう最終面かとか思いつつ戦ってしまったよ。こないだまでリバティ・シティの中だけでバンバンやっていたからな。いやまだあっちもクリアしてないけど。というわけで三面越えてしばらくモチベーション減退。次のステージがヴェネツィアで、なんとなくトゥームレイダーを思い出したりとかした。しかしそこはリュウ・ハヤブサ、ボタン連打で水面走るーバッシャバッシャ。右足が沈む前に左足を出すというさすがの猿飛理論だな多分。
- 前作最強は一面ボスだと思っているのだけど、標準難度だと今回序盤ボスはそれほど厳しくないかんじだ。死にはするけど、遠距離で弓チャージできる敵はどうにでも倒せるし、近距離も暴れてればなんとかなる感。
- ロックオンが弱いけどハイスピードな忍者格闘って、おもしろいんだけどどうもパサパサしちゃうな。そこで湿度を補う滑らかチャンバラ分があって、いいかんじではあるんだけども。じゃあコンボシステムが強ければいいのかといえば、それもあんまよくないと思うしで。
- 「死んだあとローディングが長い」というのが不満点なんだけど、仕様はどうしようもないところかなー。
- システム面では装備品やアイテム使用が D パッドで操作できるのは便利で良いんだけど、でもここの部分があまりにゲーム的でなんとなく溶け合わないかんじ。メニュー開けばゲーム時間は停止して、装備変更も回復薬使用も一瞬。ここの部分のリアリティはバッサリ切り離してある。持ち替えとか薬使用にゲーム内時間を消費するという話になると、一瞬で状況が激変するこのゲームでは厳しすぎるんだろうけど。なんかよさげな調整なかったんかな。
- そのへんでいうとこのゲーム、カットシーンにおいてかっこよさとか迫力みたいなものの表現の比重が大きくて、ストーリーや背景の説明はほとんどテキスト表示モードにブン投げられているというへんな割り切りがあって、そこも結構気になる。「わざとらしい芝居とか要らねんだよ」ということなのかもしれず、それならそれで正しい気もしつつ、しかしもうちょっとなんかないのかという気も…。
しかしまあ、この手加減無用感はほかのゲームでは決して味わえず、素晴らしい。
