最近のアニメ - 新世界より関連
- そろそろいはゆる「合戦」時期に入ってきているかんじだが、なんというか最初からこれまで延々「これはゲスいものを見ている」という感覚が全然抜けないな。
- あーもうザラザラしてんなー。なんで病院職員一心不乱に逃げないんだ。へんに解説的にダラダラしてるくせに肝心なことは台詞で言わないで「ほらーわかるかなーこたえあわせだよー」みたな脚本まわし。合理的な設定あるとすれば仲間を見捨てられないマインドコントロールくらいかなーと思ったけどそのあと主人公たちは他人を見捨てて逃げれるっていう。調整少ないからっていう設定ならそれも OK ぽいけど、それならそれで逃げろという自己犠牲の発想が見捨てられる側のひとから出てくるのは？
- ああ、鏡で姿を見せればいいのか。
- 見終わった。最初から中盤までイライラしっぱなしだったけど、最後まで通せばおもしろかった。最後らへんはスルーっと見れた。原作は「あーこれ出来いいんだろうな」てのはしみじみわかったので暇があったら読むかな。あと山場で「割れたビンを修復する能力」が活躍すんのかなーと思ってたんだがそれは外れた。
- アニメの表現として情緒がヘンなのとか表情が乏しいのとかは村人全員が元々感情を操作されているから、なんだろうというのは追々わかってきたんだけど、いかんせん間接的にしか説明しないのでいまだに引っ掛かってるポイントが多い。その世界にありもしない「現代的な価値観」てやつに操作されるキャラクタが全然いないというのはむしろおれにとっては爽快なことなんだが、といって「彼らを縛るもの」が不明瞭なまま見続けるのはだいぶ苦痛だった。違和感が驚きとかでなく、不快感として湧き上がってしまった。たぶん丁寧に描いていたからこそだと思う。
