matakimika@hatenadiary.jp

WELCOME TO MY HOME PAGE(Fake) ! LINK FREE ! Sorry, Japanese only. 私のホームページへようこそ!

iPad の作図ツール連携テスト

初代の頃から「iPad は画面でかいんだからこれでチョイチョイと何か適当な図表とか作ってサクサクパブれればおもしろいなあ」と思っていたんだけど案外手間かかったり面倒だったり jpg でしかエクスポートしてくれないので png 使いたきゃスクリーンショットするしかなかったり当たり前だけど PC のがラクで速かったり、なにより「なにか作るため指を動かしたい気持ちはやまやまなれど特に作りたいものはないんだよね」という平常運転的なアレの問題とかで、やりかけては放り出しを繰り返している毎日なんだけども、新型 iPad 購入記念にもうちょっとがんばってみようかと取り組んだ結果が以下。

テキストサイト界隈における非モテはてな界隈における非モテ、らへんからボンヤリとリア充へ」みたいな時代の変遷をざっくり解説するようなスライド的ななにか。

  • idea sketch x Skitch
  • テキストサイト時代における用語「非モテ」は、自分語り内のいちジャンルとして扱うことができると思う。どちらかといえば(それこそ伊集院光氏のラジオ的な)自虐を昇華した笑い話であり、「ネットのおもしろ文章としての非モテ」みたいなものはこの時期にだいたい基本形ができてる。
  • idea sketch x Skitch
  • はてな非モテ時代における用語「非モテ」は、もちろん自分語りからスタートする場合が多いんだけど、それらが絡まり合ってある種のネット論壇的なものを形成するような発達の仕方をした。テキストサイト界隈が(基本的には)それぞれ独立した個人サイト群の総称だったのに対して、はてな界隈は「はてな社が提供しているサービス内(当時は主にダイアリ・ブックマーク・グループ)」で完結しており、且つはてな社のサービスは話題連携の誘発しやすい設計だったこと、それにプレイヤの気質として、テキストサイト界隈は「多数のオーディエンスを前にした独演会」みたいなスタイルが基本だったのに対して(話者 1 対 聴衆 100 みたいなイメージ)、はてな界隈は「オーディエンスはあんまり居ないけど多数のプレイヤが次々に喋りたがる討論会」みたいなスタイル(参加者 30 人だけど全員喋る)が基本だったこと、みたいな違いがあるんじゃないかという気がしている。
  • コミュニティの原動力には、やはり笑いや自虐があるんだけど、話題が拡がるにつれ苦しみや恨みつらみの吐露みたいなものも乗っかってきて、界隈全体として笑いの要素は薄くなっていく。なお、テキストサイト界隈における非モテ言説とはてな界隈における非モテ言説にはほとんど文脈的なつながりはないし、はてな非モテテキストサイトにおける非モテを先行事例として重視したりはしなかった。だからこれ世代交代によるネタのベタ化かというと微妙に違って(←すくなくとも、はてな非モテ界隈があのようになったのは「テキストサイト界隈における文章芸をマジに受け取りつつ育ってきたから」ではない)、なんか時代の空気とかなのかもね。
  • idea sketch x Skitch
  • で、用語「非モテ」もいろいろあって流行らなくなって、用語「リア充」の時代へと(要素のひとつとして)漠然と回収されていったような塩梅。非モテが流行らなくなった理由はいろいろ考えられるんだけど(たとえば「所詮バズワードなので結論なんか出ないのに延々議論が続けられた結果、疲れたプレイヤが順番に脱落」「新規プレイヤが因業尽きるまで語りまくるんだけど議論のループを誘発しまくりでオーディエンスがゲンナリ」「非モテの延長線にあったともいえる秋葉原デモがいろいろあって瓦解、なんだかマジな運動的なものの胡散臭さがネットに及んでライトユーザがドン引き」「非モテであれば当然人付き合いとか本来面倒くさいわけなのに、コミュニティみたいなものが形成されて人間関係圧力に曝された結果、各人に体力・精神力的な限界が訪れた」とか)、まあそんなものより「非◯◯=◯◯以外の私たち」という連帯・集団形成のメソッドが、結局「〜以外の私たち」という尾ひれを除外して「◯◯」バッシングでインスタントに連帯感を味わう個別の 11 人メソッドの利便性に呑み込まれただけ、というかんじもする。
  • 非モテ」というメソッドは、つまりたとえば「オタク」というメソッドと違って条件適合でなく条件不適合をもって当事者として参加可能の方式だったので、母集団を広く持つことができる点が有利だったのだけど(オタク議論において、オタクであるためにはオタクの定義に当てはまらなければならないけど、非モテの場合はモテを定義して、それ以外でありさえすれば非モテなのだ)、リア充の時代になるとプレイヤたちはもう母集団を必要としなくなったのだ。まあネガティヴでつながる自由の一種であることに違いはないんだけど。
  • idea sketch x Skitch
  • おまけ、かんたんな推移のまとめ。適当。

とかなんとか。まず Idea Sketch で作図して、そのスクリーンショットを Skitch に取り込んでから再加工、そのスクリーンショットを PC に取り込んでリサイズした。綺麗に見せるならもうちょっとやりようもあるけど、まあテストということで。

  • MUJI NOTE MUJI NOTE MUJI NOTE

おまけのおまけ。MUJI NOTE でなにかできんかなと適当にいじりまわしてた頃のメモ(たぶん一昨年の秋らへん?)。手書きのほうが原始人の壁画っぽいのでニュアンス感あるかもな。基本的な構成は↑のやつと同じ。というか、だいたいどのツールでも、(ほかに作図したいような話題を思いつかないので)この構成をそのツールなりの方法で試してみて「むずかしいなあ」とかボヤく、というのを繰り返している気がする。