最近の漫画 - タッチ関連
- 「みゆき」の次に「タッチ」を読んでる。妹みゆきと南だと、いまんとこ妹みゆきのほうが魔力があるけど、三角関係はみゆきよりタッチのほうが求心力あるな。女 - 男 - 女より、男 - 女 - 男の三角のほうがおもしろいのかも。いや単に状況の問題か。みゆき同士ってあんまチリチリした関係がないけど、上杉同士の電磁関係性は濃密だ。
- しかし、あだち氏作品の主人公はどうしようもなく男だな。しかも「男おいどん」的な意味での男だよ。絵柄は一見して竹本泉氏と同じ箱、実際には松本零士氏と同じ箱、というか。すごく伝統的な硬派。古い…はずなんだけど、あんまりそれを感じない…。そしてあだち氏自身は相当激しい漫画家なんだね。結婚オチとか、交通事故とか、そういうことやるかっていう展開を週刊漫画連載でやるし。モラトリアムの外側からモラトリアムを描いているひとだよ。
- 「みゆき」はサービスカット入ると 2,3 コマ続けてサービスだったけど「タッチ」はサービスカットが少ない、これは掲載誌の毛色だろう。おっさんさびしい。みゆき読んでるぶんには桂正和氏作品と同じ箱という理解もなくはなかったけど…。
- …とか思ってたら南が新体操をはじめた。わーい。南ちゅわわーん。
- 「南ちゃんを探せ!」→全員死ぬ。南ちゃん、柔ちゃん、ミスリリア→全員死ぬ。
- ところでみゆきといいタッチといい、影薄い系の脇役が主人公に絡むと、どうしてこんなヤなかんじのやつになっちゃうかね。おまけに消え方がスッキリしないし。ここいらへんにあだち充氏の熱血青春路線の翳が読み取れるのかもしれんな…。
- 読み終わった。終盤、県大会優勝で終わっていいじゃんなんで甲子園までダラダラ続くかなーとか思いつつ読んじゃってたんだけど、そうか達也が南に告白してなかったのか、忘れてたよ。なんか唐突すぎる新キャラアイドルとかが絡んできて、なにが起こってんだこれはと面食らった。
さて、次は H2 …。