最近のインターネット
- ダーカーザンブラック企業。
- 年上から馬鹿にされると安心する、というホモソーシャル心理があるのだけど、そこに長いこと留まりつづけると身動き取れなくなって結局自分で自分の首を締めるよね。
- なんかこー最近の、グローバルにひどい目に合わされたからローカルに復讐する権利がおれにはある系男子がつらい。とはいえ、まあ良い時代とはいえないのも確かで。確かさでいえば、優しくされないと優しくしようとしないひとが増えれば世の中から優しさなんか容易に消えるのもだ。とはいえ、他人への優しさは自分が必要とする優しさの裏返しとすれば、案外自分に必要な優しさが少なくて済むひとが増えてんのかもしれんね。住人にとってみれば、いうほどのディストピアではないという。といいつつ、ひとまず優しくされなくても優しくしてみようってのは、精神安定行動として普通な気もするんだが、程度問題かー。
- 自分の、生活では明かさない内面を、吐露する場所としてインターネットを使っているひとにとって、インターネットは内面世界だ。その認識は、夜のブロガーよりも深刻に、昼のブロガー的運用と衝突する。が、その衝突はいまんとこあんま表面化していないな。これは「おたく」にしても「オタク」にしてもそれぞれに代弁する権威を持つが、それを持たないがゆえに浸透したと推測される自称「ヲタク(ヲタ)」事例と近いのかもしれない。今後とも明確な衝突は起きず、なんとなく互いにソリの合わないスタンスが存在する、というかんじで並行していくのかも。
- 「作品の中身に触れることなく批評することがよしとされる業界」はナシだと思うが、インターネット完結型なら全方位それでヨシな風潮が、あるような気もしているので、やっぱなんつーかこう。ゲーオタ界隈の何周か遅れでゲーオタに近い生態になりつつあるように見えるアニオタ界隈には、そんなふうにはなってほしくないもんじゃね。おれたち何をもってリアリティとするかの選択に、そこまで自覚的・功利的に振舞えるわけでもないし。