最近のよしなしごと
- ところで映画「Inception」は、潜在意識から戻る際に音楽を取り決めておくという演出を、スタッフロールの最後にも使って「さあ映画は終わったからお前ら観客は現実に帰れ、でも帰った現実がどの階層なのかはわからんぞククク」みたいな演出をしていたけど、あの曲聴いたおれが真っ先に思ったのは「あーこれ何か Rainbow Six : Vegas 冒頭の市街地で流れてる曲に雰囲気似てるなー」だったので、「さあ映画は終わったので次は R6V の世界にダイヴしろククク」みたいなメッセージとして受け取っちゃうような部分があった。
- なんかこう己が持て余すほどの自堕落を、自堕落にシェアできる自堕落軍団のホモソーシャルにどっぷり漬かって暇をつぶしたいものよ。自堕落を是としないわりに堕落している空気って誰も幸福にしなくていやだ。自由を獲得するために戦わねばならない。戦わずして自由が獲得できる豊かな時代は去ってしまった。
- ノドッチとは、マージャンが上手いロシア人だったと思い出すのに四秒。一人馬賊のハラムラホー、か…。ちょうど二年前くらいのアニメってネット言説的に空白地帯な印象だから、脳のデフラグも進まない。そのへんの領域に、絵が上手いロシア人のユノッチとかも居てまぎらわしい。
- 北方(謙三氏時代小説における合戦の)タクティクスはビジュアル化不可能と思うけど(←文章にビジュアルがないことを利用した文筆家ならではのずるいテクニックだと思うから)、どうせ漫画化するなら鄭問氏にお願いしたいよな、と思ったけど、もうちょっと考えるとむしろ Rockstar 社にゲーム化してもらったほうが現代的か。豹子頭林冲が主人公の、RDR in China みたいなの。ワクワク感。
- だから俺妹に対応するタイトルは「嫁の飯がマズい」だと何度も(略)。「嫁の飯がこんなに美味しいわけがない」だ。旦那さん現実に向き合うのに疲れてこころだけ近くて遠いバイストンウェルに旅立ったのね、みたいな。