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Twitter の公式 RT と非公式 RT 問題

  • 散々デメリットが指摘されても(なかでも最も厄介なのは、原文改変による、あるいは元の post 自体が存在しないデマ拡散 RT だろう)非公式 RT が滅びない理由のひとつに、非公式 RT の「(自分のコメント) RT:ID (誰かの post)」を公式 RT で再現する場合「公式 RT した誰かの post」「自分のコメント」と二回に分けて post するかんじになって、それだとなにを RT したかに関わらず、それに続けた自分の post 部分だけが他人に RT されて、文脈ぶった切りの荒野に晒されうるから、というリスク管理意識があるわな。
  • たとえば誰かの自分に対する失礼な発言を RT したあと、その post に対して強い語調で応じた場合、その強い語調の部分だけを RT されて「こん言い方をする○○は失礼だ」とか言われうるっていう。まあ実際(礼儀はは相手がどうとか関係なく払うべきだという考えのうえでは)○○さんは失礼なひとかもしれないし、そのうえで「失礼だからどうした」という態度も取りうるわけなので、なんとでもすればいいじゃんと言えもするが、そんなインターネット自由主義的なアレでは困るという立場のひとだって居る、具体的には、有名人とか。
  • この場合の有名人をかんたんに言えば、古来から発言の一部を文脈からぶった切られてその一点にだけイチャモンをつけられ続けてきた人々のことである。Twitter の非公式 RT は、その現代的な防御手段のひとつにすぎず、それがよくわかっているから、有名人は非公式 RT を使いがち、というふうに考えることはできそうだ。
  • 特に有名ではないひとが非公式 RT を使うのは、インターネットでは誰でもが次の 15 分間で有名人になってしまう危険性があるから、という理由をこじつけることもできるだろう。…まあ現実的には「有名人が使ってる方法は普及する」というだけのことなんだろうなと思っているんだけど。
  • 要するに in reply to しっかりしろ、という話ではある。でも in reply to が軽んじられるからこそ、Twitter は普及したのだろうという感覚もまたあるんだよね。

…そんなことよりおれが最近気になっているのは、おもしろ tweet 勢の Fav 集計型ランキング最適化問題なんだが、それについてはあとまわし。