電子書籍関連

本の電子化問題は、ここ数年の流行ということになるんだろうけども、本のなかでも同人誌という話でいえば、わりとメリットのほうが大きいような気がする。なんかこー、たんに同人誌が電子書籍になるってだけでなく、抜本的な転換があるとおもしろいのかもな。たとえば、同人誌即売会を電子書籍化するときに、本別にバラ買いする以外に、1 万円くらい払うとその即売会で発行された電子書籍版おまとめパックみたいなのが買えたりする、というような。現状からその想定へつなぐねじれみたいなものの細さを考えれば、いや考えるまでもなく、まあ無理だけど。

• 同人誌を作る際、印刷代はわりと負担だ。電子化によりこれを抑えて流通させられるというのは、特に小部数サークルの場合けっこうなメリットになるような。
• 胴元が配布サービス止めなきゃプレミア化もないしな。
• 「一回のコミケで出たすべての同人誌の電子書籍版が、15 万出せば一括購入できる（というかいつでも好きなだけダウンロードして参照する権利を持つ）」だと、すっごくお得だよな…無理だけど。

すでにある形式のように、本をばらばらに買うより、月額固定でそのレーベルから出てる定額枠内の本全部読み放題、みたいなののほうが魅力ある場合もあるよなー。いやそれが成功するのってたぶんエロだけなんだろうけど。ラノベとかで「1 レーベルで出てるラノベを月間 1,500〜2,000 円くらい定額で読み放題」とかだと、読者には魅力的だろう、どう利益出して分配していけるのかは思い浮かばん話だけども。