日記遅延による二重時間者

で、まだ十日分の遅延だ。12 日〜 14 日弱という、結構危ない状態が続いていた。日記を書くという楽しみには、書ける日にだけ書く様式にはない、実時間と日記時間の併走感覚みたいなものが生じて、これが、おもしろいというか、おもしろくないんだけど興味深いというか、なんかそんなかんじで、半ば意地で続けている。「とにかく続けること以上に大事なことはない」と書いたが（http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20090311#p2）、それはそういうゲームデザインという認識のうえではという話で、毎日続けるのがむずかしくなってくると、続けることによって失われたり、できなくなっていくことはあるし、そっちのほうが大事だという考え方だってできる。

おもしろいなーと思っているのは、実時間はおれがほっといても気付かなくてもなにもしなくても、勝手に毎日経過していくのに対して、日記時間は自分で日付を進めないかぎりは経過することがなく、そしてこの二つの時間はなるべく同期していなければならず、しかし完全に同期することにはあんまり意味がない、というあたりの微妙なところで日々調整する行為だ。非同期日記がほぼ等速であるときには、二重時間を生活しているような感覚になるが、遅延日記速度がポンコツになってくると悠長なことは言っていられない。一日に三日分の日記を書いたら三日で九日分差が埋まるというのが日記時間側の考え方だが、実時間側では三日経てば三日分また差が開くんだから、詰まる差は六日分という小学校問題。現実ってリアルタイムだわー。なにいってんだ。