最近の音楽

経緯をあらためて書くと、ピコピコ音に歌唱のプロ的でない声（音域の広くないボーカル）、というあたりから中田ヤスタカ氏関連の曲などを聴きはじめており、Capsule（http://www.capsule-web.com/）についてはフルーツにノンカロリー甘味料かけて食ってるかんじを、Perfume（http://www.amuse.co.jp/perfume/）については野菜にハチミツかけてくってるかんじを期待していたが、このところの Perfume は内容的に Capsule に近付いてきていつように感じられ、軌道の再整理が必要かもしれない。といっても最終的に同一ベクトルにこのふたつが並ぶとは思っていない。受け取る感覚はやはり Capsule のが比較的複雑で、Perfume は比較的シンプルだ。それは変わっていない。仮に中田ヤスタカ氏を不動としてみた場合、Perfume や Capsule の方向は最終的に中田ヤスタカ氏以外のひとたちの構成によって決定されるといえるからだ。同じになるはずがないといえる程度にシチュエーションが違う。

しかしまあ、なんだ、最近は、アイドル的な音楽成分がどうのっていうよりは、DAFTPUNK（http://www.daftpunk.de/）とか Boom Boom Satellites（http://www.bbs-net.com/）とかで補充していた成分を補充するための存在に、おれの中での位置づけが自動的にシフトしていきかけてるような気がする。おかしい。初期の欲望とどこかでズレていないか。おれは最終的に五ヶ年計画くらいで紅白歌合戦とかああいった世界に合流してゆくことも視野に入れつつこのようなジャンルを聞き始めたのではなかったか。いやそれこそが後付の幻想か。