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MOTHER 2 ギーグの逆襲

旅行写真 | 060102

T に聞いた。ガムを食う猿が鍵だと。いやなんかそんな気はしたけど。怪しいところの上のほうに巻いてあるロープがあって、たぶんあれを落として登れるようにするんだろうけど、真下に行ってもなにも起きなかったよ。グッズを使わないとだめだと。そういうことか。恐竜のときは所定のポイントに行くだけでよかったので、確認を怠っていた。

  • 案の定「場所」には侵入どころか、ボスと戦ってみることすらできなかった。ジェフにはその力がない。資格がない。ネスで来いってことだね。スリークでネスたちが捕まって以降のイベント自体なんとなく「あとの展開見せましょう」的なアレと感じられる。三人揃って、ネスが先頭になって、またここへ戻ってきて、そしてさらに先へゆけと。未到達の通過点をあらかじめ見るメタは、1994 年時点の RPG としてそれほど突飛なものではない。だがしかし、そうであればこそ、通過点を逆に辿ってゆくジェフの軌跡の現在が空しい。しかし空しく思うのは筋違いだし、贅沢すぎるということもわかっている。わかっているのに妙に引っかかる。ジェフの存在の希薄さを漠然と感じる。いまジェフの一人称で物語が進行するのは、それは単にネスが捕まってしまっているからというだけの話というか。それができればいいと思うが、MOTHER 2 をジェフの視点でも通してみることができないだろうという予感。ジェフとはなんなのだ。全編通せばそうではないかもしれないが。
  • ストーンヘンジを抜けて研究所へ。父親?父親だった。ジェフには父が居た。父が居るというのに、ジェフの電話を受けてセーブしてくれるのはジェフの先輩だ。悪い父ではないのだろうと思うし、このような親子関係も理解できるし、ジェフは MOTHER 2 の住人だから原理的にジェフが好きなものもすべて MOTHER 2 の中に収まっているが、そういうものをひっくるめて、このジェフは MOTHER 2 を憎んでもいいと思った。このような愛もある。あるが、愛せるものは憎むことができるし、ジェフはそういうのを憎んでもいい歳だ。でも憎んだりはしなさそう。そういうやつではなさそうだった。ジェフいいやつ。
  • 父の作った円盤に乗って一気にネスの囚われている街へ。長いデモ。まだまだ先は長いのだなあ。
  • ジェフがはじめてしゃべった。意外と軽妙なしゃべりでびっくりしたが、納得した。すこやかさの欠けた少年には、冒険の視点は担えない。

ネスに合流し、ジェフの物語は終わる。