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DoGA CGA コンテスト入選作品上映会

行って来た…というか、行ってすぐ帰ってきた。昼過ぎに起きて当然の寝坊。ちょうど上映がはじまる頃に布団から出た。たしか今日だったよなーと検索。あった。今回上映会場は中野じゃなくて荒川なんすな。前回行ってないから前回からかもしれない。サンパール荒川大ホール。どこだそれは。都電荒川線を使うらしい。都電というとあれだ、チンチン電車。早稲田のあたりと大塚のあたりで見かけた記憶が。あれをさらに北上ってかんじなのか。で行った。それで合ってた。普段乗らない路面電車乗ってなつかしい気分になった。でも満員すぎてちょっと疲れた。あとスローペースな乗りものほど、お年寄りに席を譲る習慣が根付いてるなあと思った。バスとかもそうだけど。これが JR になるとあんま譲らんよなみんな。やはり遅い交通機関ほど地域に密着しているってことだよな。バスもいいが都電もいい。移動にシームレス感が高い。地下鉄とか JR みたいにロード時間ってかんじがしない。どのみち錯覚にすぎないのだが。

ともあれ都電に乗って CGA コンテストに向かうというのはなかなか趣深い。あれだ、アマチュア CG ムービー作家のひとの作品て、みょーに路面電車への愛着(憧憬?妥当性?)を感じること多いし。道のり自体を舞台装置化できていなければ一流の遊園地とはいえないみたいな。路面電車とアマチュアムービーの親和性は、資本的バックグラウンドを持たないアマチュア CG 作家としての日常感に着地したリアル、つまるところロック界における予備校ロック的なアプローチを象徴していないだろうかとかちょっと思ったが、それは飛ばしすぎだよな。実物の五月五日の祝日の昼間の路面電車は、生活と行楽の家族連れや老人や若者でごったがえして、よくある夕暮れ感とか人がまばらとかそういうのでは全然なくてそのへんも楽しめた。

今日は有明コミティア同人誌即売会)&ワンフェス(フィギュア展示即売会)が開催されている関係で、オタオタしいひとびとは有明に集中しているんではないかなーとか思ったが、なかなか盛況だったようだ。だいたい 600 人弱くらいは入ってたんじゃないか。

パンフレットをもらったのでざっと見る。今回入選作は、

といったかんじの構成だったようだ。まだまだ Lightwave ががんばってるなーというのがちょっと意外。数年前の上映会で「けっこういろんなツール使ってるなあこれからそのへんバラけていくんだろうな」とか思ってたんだけど。3ds Max のひとは一人居たけど、今回 Maya のひとが居ないとか。むしろ Max とか Maya とか XSI とかのひとが増えてんのかと思ってた。ていうか個人的には Max 勢が躍進していることを予想していたんだけど全然あたらないさすがおれの予想。あと、一応 LW が首位だけど Adobe 社関連ツールが総合的にはトップシェアということになるあたりがやっぱ強えーなとか。どのみちほかのツール使っててもなにかと使うことになる Adobe 社のツールだけども、「メインで使っている」というよーなツールとして挙がってくるようになったってのはジワジワ来るなあ。先日の Macromedia 社買収とかもあることだし。まあ今回の集計には、最近の 2D や手描きのアニメーション再評価みたいな流れもあるんだろうけど。ていうか Photoshop でムービーってのは、どうやってんだ、ImageReady 使ってるってことでいいのかな。あとアニマスがんばれ超がんばれ。まあべつにそのー、どのツールがあのツールがとか、そういうのはどうでもよくて、というかもはや何使っててもやりたいようなことができるようになってきつつあるという点から、環境は本当に良くなってきているのだなあと思うという話なんだけども。いずれお絵描き掲示板の再生機能とか使った砂絵調の作品とか出てこないかなあと思う。BGM とか横でカセットデッキで鳴らすだけくらいの勢いで。

で、上映会だが、とりあえず休憩時間は見たいなーと思っていたのだが、妙に腰が落ち着かなくて、しばらくトークとかを聞いただけで結局一本も見ずに帰ってきてしまった。というか上映作品集が DVD で売られてたのでそれを買ったら、会場に留まるモチベーションが揮発してしまった。なんかいまひとつ体調とか気分が乗り切らず、せっかくの上映会なのに場に参加していくことができなかった。なんかこの連休中に参加したイベントって軒並みそのパターンだ、連休体質の影響かしら。どこか浮ついてしまうというか。集中することができない。あと、前々回やその前に行ったとき感心した Daniele Lunghini 氏 & Diego Zuelli 氏の新作とかが見れないかなーと思ってちょっと期待してたんだけど、入選してなかったので(というか応募してなかったのかも)、じゃあいいかなと思って。おれの中で謎のイタリア人・マリオとルイージみたいなイメージで固まっていたのに。まあいい。買った作品集は家でゆっくり見る予定。行きが路面電車だったので帰りもなんか普段使わない交通機関に揺られたいものだと思ったら、会場出てすぐのところにあったバス停から池袋東口行きのバスが出てたのでそれに乗って帰った。大東京バス案内気分である。

…とか思ってて検索したらサイトあったよイタリア人!(→http://www.lunghini.it/works.htm