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若オタの言語

新宿 | 050224

偏差値高めの若オタのひとたちの言語を聴取すべく、新宿で開催されるという晩飯 OFF 会に参加。話題自体には特に興味がないので延々聞くだけっていうか会話の中からフラグを立てておいたひとの台詞を拾うだけだったが(だいたいこんなかんじのスタンス→http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20031108#p2)、ジャーゴン、分野特有の呼吸、会話の運びなど、いろいろユニークな点を見出すことができて楽しめた。オタに限らず専門語の存在する業種や界隈に関係するひと全般にもいえることだが、そのひとたちにとって専門は日常なので日常を語るうえでも専門語が出てくるのが自然だが、専門語によって語られる日常の視点というのは日常語で語られるそれから微妙にズレるものなので、両者を対比させることによって世界の概観が立体的に浮き出てくることになり(→言語は世界を照射し、また言語自身によって世界観を方向付ける)、それを脳内で仮構する作業はとてもたのしい、また逆にいえば専門語の存在する界隈というものはつまり、一般語の照射によって捉える世界観では正しい認識を得られないといえるかもしれない、とかなんとか、ちょっと傍目にいい趣味とはいえないので多少取り繕ったほうがいいんだろうけどおれも。

もうちょっと会話を拾っておきたかったんだけど、時間がやばいのと体力がやばそうなのといまひとつ S/N 比が上がらないのと、諸々鑑みて途中で退散。彼らの専門分野での、一般公開されている考察や議論の場があれば、次はそういう状況での呼吸と対話術などを見てみたいかなあ。