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ハチミツとクローバーへの青春のクネクネを書きなぐるスペース

まずはチャットログ(途中から途中まで)に加筆修正しつつ思考整理。

○○さん「自分も、山田好きではあるんですよ。わーかわいいーって。でも、裏をいろいろ勘ぐってしまうというか(笑)」
おれ「うーむ。おれは、なんかこれ(←「山田はかわいい」パルス)はちょっと誘導的だなーとおもったので、好きだけど、これはおれが好きなんじゃなくて「作者のひとの山田への愛」をおれの感受性が反射してるだけかなという部分があって、その度合いを読みきらないと判断できないかんじです」
おれ「なんかこのー、山田が可愛いコマがあるわけじゃないですか。縁日でウサギにキスしたり、メガネくんのコートを着るシーンとか。縦割りフレーム。あーこんなに好きか山田をこの作者のひとはと」
○○さん「あーなるほど(笑)。確かに、あれは作者の愛を感じる」
おれ「「恋する乙女」に想定されうる理想的行為(とそれによって陥ってしまう状況)を代行するかのようなキャラクタみたいな?なんというか、すごくギアがかみ合ってる。出来すぎている気がする。出来すぎてるのは、出来がいいってことだから、素直に読んでりゃ誘導されちゃうよなと思うので、ちょっと慎重に考えたいところです。おれが気にしているのはそういう部分で、逆になんつーか山田の裏側というかドロドロしてそうな部分というのは気にならないです。つーかああいうふうにノリに乗ってしまったキャラクタであればそれが白かろうが黒かろうが一様に魅力だし、それはどちらにせよOKだと思うので。ああいう黒い山田だからこそ、おもしろいキャラクタとして動いてるんだと思いますし」
おれ「対して、はぐは、ちょっと持て余してますよねなんか。中盤からはぐ側のドラマが重荷になってるといか。ハチクロには三角関係の2柱という構造があるけど、それらの関係の進行は、のっかってる時間の軸は一緒だけどあまり関連しませんよね。別個で。ふつうならもうちょっと絡むと思うんだけど、これは作為なのか作品性なのか単なるミスなのかわからないけど、ともかく別々に進む。けど話の流れは(漫画の仕様上)一本。同時に語る作法を選択していない以上、同時に進行させるのはむずかしい。だから、片方がノってるときには片方が進行しない。重荷になる」
おれ「ちょっと、やっぱりコロボックルを片手間に描くには、技量とか確信とかがが不足してて作者のひとが踏み込めてないのかなと思えます。やるなら本気でやらないとみたいな部分で、今は時期が悪いので整理する、猶予時間を取るためにこっちの時間は停滞させるみたいな。森田がハリウッド行くのはまさにそれで、どっちかっていうと主人公が「バカヤロウ」と言ってるのは作者に対してではないかと思えますこれは。なんかもうわかんねーし今描いても辛いだけなので1年間寝かせますこのネタはみたいな。山田のほうが描いててわかるし筆走るし話も転がるし、ストーリー的にもくすぐりが容易なのでこっち描きたーいというようなオーラが。そしてそこに対して憤る主人公。これも作者の気持ちを代弁してるんじゃないかと思えて、なかなかにおもしろい」
おれ「それは「易きへの流れ」ではないのかと!!!」
おれ「そしてそれは愛であって限界であって最大限のやさしさかもしれないし、しかし当事者的な鬱屈でもあり、また背負ったものへの覚悟を決めるシーンにも思えます。青春はいつだってフルスケールみたいな。どんぶり勘定の世界に半端は許されない!みたいな」

まとめる前に寝てしまったので後日リトライ。