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KILL BILL」のプロモーションの違和感について昨日合点がいった。
なんかこう予告編とかみても「大作っぽいかんじ」で見たら失敗する気がしていて、それでいながら宣伝のやりかたは大作っぽい扱いのような印象で、そこいらへんのズレが気になっていたんだけど、というかそれは「タランティーノ氏のひさびさの仕事」だから大々的に売らなきゃみたいな部分がもしかしたらあったりして不幸に働いてんじゃねえかみたいな気までして、どうにも健康的な考え方にいかないかんじでやっぱり調子悪いなおれとか、沈みがちだったんだけど、「KILL BILL」を「異色ですごいVシネマ」として見たらけっこうしあわせになれるんじゃないだろうかおれは、と、煙草吸いながら雑談していて思った。
むしろプロモーションの一環として、今作に限って「太蘭亭久園(たらんてい・くえん)という落語家出身の無名の新人が監督しました」とかバレバレの嘘をみんなでたのしみましょうみたいな方向性はどうか。それもまたバタくせえかダメか。

しかしまあこの映画はふつうに映画として見られているかんじがするから、もちろんMATRIX OFFみたいにみんなで渋谷で黄色いジャージの女子をおっかけまわしてあちこちで腕ぶったぎられてボロボロ部品を飛ばしましょうみたいな都市内バシシ的展開(街でみんなで内輪を形成して楽しもうよみんなー的な行動)にはなりそうもないよな。一瞬そういうふうな展開もつまんなくはないかと思ってはみたが、だめだな。ああいうものが評価できるのは最初の1回だけだし、規模やクオリティ云々は関係がない。