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CLAMP ブーム到来(去った)

なんだか「90 年代あたりには、イメージアルバムとかいっぱい聴いてたよなー」みたいな連想がきっかけで、CLAMP「聖伝聖伝 RG VEDA」のイメージアルバムか何かの曲がうろおぼえループしてしまい、そこから記憶を手繰って当時の CLAMP 作品脳内回顧ブームに陥る。歌は「♪闇を焦がす篝火 海からは潮風」みたいなやつ。最初に出たやつだったような。

  • 手元に CLAMP 作品なんぞあるはずもなし。M さんにツバサクロニクル年代記(←「ムーンサルトり」ルール)あたりでも借りるかーというのが着実だが、最近 10 年ちょっとの作品は全然読みたいと思わないのだよな。「東京 BABYLON」あたりまでのやつが読みたいかんじだ。秋山たまよ氏とかがまだ所属していた頃みたいな。ていうか CLAMP 通信よめればそれでいいのかも。
  • 「ブッコフいけば」とアドバイスされたけどあれは最後の手段と定義。
  • というか、準備万端整えるあいだに霧消してしまいそうな脳内ブームだし…、あ、消えた。

CLAMP 学園探偵団」よりは「20 面相におねがい!!」のほうが読みたい。でもどっちかっていうと、漫画よりはイメージアルバムを聴くほうがたのしそうだ。いまと昔の音だけドラマって何がどのくらい違ってんのかとかそういう差分を体感するのは楽しそうだし。「20 面相におねがい!!」も部分的に歌詞覚えてるけど全体的に忘れてて気持ち悪い状態。脳内アンプ的にはわかるフレーズだけで補完できるから、いいけど…。

最近の映画

たまには三次元でもみるかと、DVD を借りて T 宅で映画鑑賞会。といいつつやっぱりアニメのほうが多い。

  • Shooter
    • 邦題「ザ・シューター / 極大射程」…。B 級を嗅ぎ分けるスタンド能力をもつ T が一撃で手に取ったタイトル。さすがだ。べつにつまんなくないばかりか普通におもしろいので木曜洋画劇場とかで是非見ておきたいタイトルではある。ただ、あんまスナイピング能力が山場で冴えわたるってかんじでもない。アメリカって自分で作った超人に復讐されてばっかりやねーみたいなかんじだ。復讐されるだけのことを毎度やらかす軍産複合体悪いやっちゃねーってのとセット。原作は、もっとちゃんとしてるらしい。
    • 改めて日本語音声でも見て、なかなかよかった。ガン職人じいさんの台詞は、日本語版のほうが賢老の格がある。でも英語版のマッドなエンジニア感はスポイルされてる気がした。
  • 人狼
    • 普段日本語版でしか見てないので英語で。英語では情緒感がズレてる気がしたが(たぶんアメリカ人には理解できない文脈がある話だし)、どうなんかなー英語わからん。ちゃんと演技してるんだとしても、おれに理解はできない。
  • AKIRA
    • 何度みてもすばらしい。感想は基本的にこのへん(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20021110#p1)。
    • カオリがクラウンのメンバーに殴られて顔から倒れるシーンが一番痛そうだ。
    • クライマックスでカオリが押し潰されるシーンは、何回みてもギャーってなる。
    • …というわけで、カオリはおれの中で本作の痛みを代表しているキャラクタということになるけど、実際にフォーカスされるべきなのは彼女の肉体的苦痛というよりも、心情的な問題ではなかったかいまでは思える、のに、作品としてそうなっていないあたりが、ある種のギャグのようにも受け取れて、同時に「結局そのようにしか共感することはできない」みたいな事実に立ち塞がれて、無表情の胸のうちにズゴーンと響く、というのは、大友氏作品に通底している情感だよなと思ったりした。
  • The Dark Knight
    • ダークナイト。Knight であり Night。昨年度洋画界最大のヒット作であり話題作であり問題作のひとつだったと思う。だがこの問題はでかくて複雑だからおれの手には掴みとれないのだった。なんかとにかくスゲーしむずかしいことはわかるけど、それ以上のことはなんともいえん。とにかく絵がよく、音楽もよく、ジョーカーはかっこいいし、いちいちシリアスだし、退屈しない。
    • 船のシーンでボタンが押されなかったのは非常に美しいファンタジーだった。現実ではあんなことは起こるまい。ボタンが速攻押されるという意味ではない。押されるか、押されないかはわからないが、ああいうふうには解決しないのが民主主義だと思う。もっと紛糾し、混乱し、時間を過ぎても誰も合意形成に辿り着けず、そんなものと無関係に、事故的に態度が決定されてしまう、というのがリアリティなんじゃないかと思った。そういうものならそれでいいと、いまのところ思っている。
  • スカイクロラ
    • たぶんこの映画見る機会がおれにはないんだろうなーと思ってたのに、この機会に見ることになった。一回見てもよくわからなかった。けど、繰り返し見るだけでなく、一回だけ見てもそれなりに大丈夫なように設計されているはずなので、問題ない。よくわからなかったときの感想は、「よくわからなかった」でいいのだ。
    • あんま根拠とかはなくスルっと見た印象で、娘と娼婦と整備士は、三人とも水素の娘なのかなーと感じた。娘しか産んでないってわけでもないのかもしれないので、あの基地周辺には水素の息子も居るのかも。いや元・息子ってかんじの年齢かもだが。