最近のゲーム
- kotaku.J て、身長伸びるシークレットブーツの web 広告とか載せてるのか。コンテンツは置いといて、そこんところは政治的に正しい態度だな。
- イースといえばやさしさ、やさしさといえばイースというほど、おれの中でイースのテーマはやさしさなんだが、やさしさって解釈いろいろあるから実際結構いいテーマな気がするな。基本的に方向キーだけで遊べてズインドコ高速プレイ可能で…。やさしさとか言ってるわりに、ファルコム社て結構とんがった会社だよな実際。
- これ以上なにを足したらより一層のブリリアント空間になるんだという勢いの XBOX 360 だが、それでも常になにかが足りないという気分があった。なんだろう…と考えていたんだが、そうか、ビキニギャルが主人公(チーム制で特性の違うキャラを随時切り替え可能)のサードパーソンシューターだよ。「地獄の女囚コマンダー」とかそういう方向でひとつ。
- カスミニンジャに呼ばれた気がしたのでジャガーを繋…ごうとしてケーブルが見当たらん。どこだー。
- おれ COD4 のせいで結構孫子嫌いになったかもな。という意味では、MW2 ではおれの好き偉人の名言は採用されないほうが都合がいいかも。
- ネットごしのオタがおもしろそうに語っているのを見ると、語っている作品がおもしろそうに見えてくるのでそれを買う、という仕組みは、いまやべつのなにかに変質していると思っていながら、しかしまだそれを信じていたいという気分を捨て難い。という心理が、このところの iPhone ゲーや XBLA ゲーの購入判断を駆動させている…んだけど、どうなったもんか。
プラネテスのロックスミスは是か非か問題?
幸村誠「プラネテス」に出てくる、ロックスミスという人物はどうなのよみたいな議論が、なぜかこのタイミングで盛り上がっていたらしい、という話題を Twitter で見たのだけど、どこが中心なのかよくわからんかった。とりあえずアンカー。
ざーっと読んだんだけど、なんかモヤッとしたので、ここに書いとく。一言…というには長いけど、一行でいうと、
- あのー 90 年代後半から 00 年代に差し掛かるあたりの、夢を抱えつつも希望を持てず、未来の見えない世の中でいよいよ社会に出ることになった若者が、「それでもおれは自分の好きなことをやりたいんだ」と、それなりに安定した幸せと抱き合わせになってる普通の働き口を蹴って、まともな生活など無保証なオタク系とかの特殊業界末端への就職を選んだ、というような条件設定でみた場合、ロックスミスのような人間って「ああ、ここまで突き詰めてくれれば、おれたちだって納得して死ねるよ」と思える、ある種のオタクロマンティシズムを象徴する「理想の上司」像のひとつなんじゃねーかなというか、掲載当時にこれ読んでた気分でいうと、「ハハハこいつカッコ EEE」が普通の感想だったんじゃないかと思っているので、いまその気分があまり語られないのは意外だ。
とかになる。
だって「わざわざ目の前にぶら下がってきたライフネットぶった斬ってこんなところに来ちまった以上、40 歳までは生きられねえ」とか思って生きてたわけだろ当時。どうせ報われないんだから、半端なヒューマニストづらとか糞食らえだし、どうせ長生きできないんだから、部下の死をもプロジェクトの肥やしにしてみせるという上司のガチオタっぷりは、むしろ心強い。そういうオタ読者の気分に、まさに戯画的にビシッとハマるパズルのピースが、ロックスミスのようなキャラクタなわけで。それともあれか、いざ 40 歳が近付いたら「やっぱり 60 歳くらいまでは生きたいです」みたいな気分になってきたって話か。