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トップをねらえ!

トップをねらえ!

みた。とてもおもしろかった。いろいろと発見もあった。けどわざわざ日記に書くことでもない気もする。なんでそうなのかというと、トップが「非常によくできすぎた OVA」だと思えるからだが、いちおう後日感想。書けば書いたでまとまらない気もする。わからん。

あ、一点だけ、DVD ボックス絵でノリコだけが段違いに別キャラすぎる部分がおもしろかった。

中心の周辺の中心の…

おれはあまりテキストサイトをおもしろいと思わないひとだったので、昔も今もテキストサイト界隈全般に疎いが、それでも一応テキストサイト系の有名個人ニュースサイトであったダークマターhttp://watch_dark.at.infoseek.co.jp/)とかはチェックしていた時期もあって、というかたぶんそのへんまでが「web 上でテキストサイト界隈というものにそれなりの力があった時期」なのだろうという認識でおり、また、いまはもうたぶん(サイト単位での話は別として、「界隈」としてのコミュニティ力によって)他界隈へ文化的になにかを波及させたりするような位置には居ないんだろうと納得している。直接比べるのは(テキストサイト界隈に)失礼な気もするが、匿名コミュニティ界における自アンみたいなかんじ。

生真面目さみたいなものへの意識も持ち合わせているコミュニティには、ある程度の歴史を積み重ねたあとに慣例と新しい流れの折り合いをどのようにつけていくかという問題に正面からぶつかってしまい、まあ大抵うまくいかなくて、凝り固まった常連によって醸成される澱んだムードのなかネット言説の位置を徐々に周辺方向へと押し流されてゆく、というような一定のパターンがある。そこで屈託なく強権を振るえるような立場の人間を生み出せるようなら、むしろ力を増しつつ中心へ進んでゆくこともできるんだろうけど、そんな舵取りのうまさと強運を兼ね備えたような英傑待望論にすがらなきゃいけないようだともうだいたい終わっている。まあこれはテキストサイトの話ではなく、自アンの話なのだが。むしろ慣例化と形式化を推し進めて(敢えて?)伝統芸能的な領域へ退却することを選択した自アンのケースはかなり特殊な気もするが、脱線しすぎ。

前置きが長かったが、昨日の夜中から早朝にかけて、以下のようなことがあった。当該箇所を引用する。

深夜の喫茶店で話をしていたとき、誰かが「テキストサイト界隈にはナフ周辺というものがあるらしいが、それは結局何のことだったのか」と尋ねました。

しかし、その場にはテキストサイト文化圏についてくわしい人間が一人もいなかったので解答はでませんでした。

しばらく皆が頭を悩ませましたが、よく考えたら誰もナフというものがなんなのか(サイト名なのか、その略称なのか、人名なのか、なにかの文字の組み合わせなのか)わからなかっていなかったので、ナフ周辺がなんであるのかわかるはずはなかったのです。

誰かが言いました。

「ナフ周辺っていうのはテキストサイト界の中心だったって話をきいたような気がする」

しかしこれはおかしな話です。図に書いて考えるとわかりやすいですが、ナフの周辺がテキストサイトの中心だとした場合、ナフ周辺の中心であるナフ本体はテキストサイトの周辺ということになってしまうのです。

我々は迷宮に迷い込んでしまいました。

このへんで丑三つ時。あとは始発まで思い出したように話がループ。絵に描いたようなボンクラ話だが、事実だ。やはりテキストサイト個人ニュースサイトだけ読んでるだけでは、テキストサイト界隈についてまともな知識が得られることはない、ということよな。

また、その後の調査で、

651 名前:名無しさん@ゴーゴーゴーゴー![sage] 投稿日:2006/01/07(土) 20:17:04 ID:o1AeMhjA
しかしまぁ、当時のテキスレにいた人たちはどう思っているんだろうね
あのとき散々叩いたナフ周辺が今も勢力があるというか、影響力があるというか
むしろトップじゃん、現存するテキストサイトっていうものの中で

という 2ch スレッドログが発見されており、「ナフ周辺がテキストサイト界の中心だった」というのがいつ頃言われたことなのかについては今後の研究待ちとなっている。上記ログを重視するなら、わりと最近のことっぽいけど、たぶん最大公約数的な見解の存在しない世界なので誰かに話を聞いて判断するというのは正しくないだろうな。決着をつけるためには、自分で納得いくまで調べて主観的に判断して、それを他者と共有せず墓までもっていく、みたいなかんじでやらないといけない気がする。

おれがそういったことを今後やるとすれば、テキストサイト界隈についてでなく、自アン界隈とかになるだろう。ダークマターのトピック流し読みで満足していた人間がいまさら足を踏み入れていい領域ではなさそう。