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another side

GDC2005 会場? | 050316

アニメも見たいしひぐらしも読みたいが、全然そのようなアクションを起こさないおれはなんだ。

とか咄嗟に思ってじわじわと驚き。

大学の頃までなら、コピーロボットを手に入れればコピーロボットに仕事をさせておいて、自分はアニメを見たりひぐらし読んだりとかすることを考えただろうが、いま咄嗟におもいついたのはその逆の世界。余裕がないってことかな。とりあえず酸素は不足してそうだ。妄想の柔軟性さえ衰えてしまっては、もはやオタですらない。

つまり、シスタープリンセス以降の苦悩だ。それとも、情報化されてゆく世界は信じつつもそこに拡張していく自己に重心を預けきることができずにいるという移行世代の苦悩か。我々はもはやアナログではない、けども、デジタルであるともいえない。行ったり来たりを繰り返しつつ、しかしブーメランのように飛ぶことをやめるわけにはいかない。気分というものがいかにバーチャルであるか、この数年実感していると思う。

カレー近況

大雑把に把握している店員は以下。

  • デカいルイージ
    • エース級。味よし接客よし気配りよし。惜しまれつつ他店に異動。こないだ彼女らしきひとを連れて客として遊びに来てた。さわやかなインド風笑顔がトレードマーク。マルチタレントすぎて得意分野がみえてこないのが強いていえば難点か。店長の星に生まれついた者の宿命かもしれない。
  • ドワーフおやじ
    • 調理に関しては巨匠。なに作ってもほかより数段格上の味になる。接客もこなれているが独特。おれが通ってる店の親分的存在として現在も活躍。苦手はレジ打ち(いつまでたっても打鍵スピードが向上する気配がない)。中年インドスマイルで常連客を悩殺。でも常時なに考えてるかわからない目をしているので深淵に飲み込まれると不安に。
  • モンゴル風
    • 職人肌。調理はドワーフおやじに一歩及ばないもののかなりの腕前。基本的になんでもやるが(←どの店員でもそうだが)、カレー担当のときに最もパフォーマンスを発揮。若いのかおっさんなのかよくわからない顔。接客も一応やるがコミュニケーション確立がむずかしい。ある種ツンデレといってもいい。常連になってしまえば阿吽の呼吸。
  • おやじワリオ
    • あんま仕事できない風。カレーもナンも今ひとつ。入店当初は調理も接客もまったくだめだったが、最近はかなりレベルが上がってレギュラー級の腕前といってもいいだろう。ただ、気が抜けてるときは仕事が雑になりがち。あと衛生観念が最も弱そうでそこが致命的。コンビの相棒がよければ問題なし。
  • プリンスオブペルシャ
    • いちばん若者っぽいんだけど年齢不詳。もしかしたらドワーフおやじの息子かもしれない。調理はキレがいまひとつだけども手堅く、サービスは日本語がほとんど理解できてなさそうなところは難だけどもそれなりにキメ細かい。将来の大物になるべく現在レベル上げ中といったところ。

カレー的最重要人物はドワーフおやじだ。料理の腕は店で一番、彼だけに使用の許されているスパイスとかがありそう。ルーの辛さには大雑把に三段階あり、

  • ふつうの辛いカレー
    • 初心者向け。けっこう辛い。
  • かなり辛いカレー
    • 常連客向け。「イツモノネー」で通じるようになってくると徐々にこれにシフト。カレー担当者によってバラつきがあるが、初心者向けと比べて色に深みが加わってくる。
  • 異常に辛いカレー
    • ドワーフおやじがカレーを担当しているときだけ、ごくまれに特有の笑顔で出してくる。

「異常に辛い」のレベルは、ルーの色が普段と明らかに違うので「常連になって」「ドワーフおやじが」「普段と別種の笑顔で」「あまり辛くなさそうな」カレーを出してきたときは要注意。「初心者向け」に近い色だが、しかし辛さの帯域がガクンと広がる。唐辛子の赤系に拠らない配合の妙。風速ゼロのサンダーストームが髪の先まで染み渡る。ヴァンパイアロードも一撃で成仏。ニューデリーの涅槃カレーとまではいかないが、チェーン店でこのレベルのカレーが食えるというのは至福。今年最初の異常レベルに出くわした記念に日記しておく。