ナゲット x 100
夜だし腹減ったしうなぎ食いたかったけど食えなかったしどうしたもんかなーとKと相談したら、いまマクドナルド社がチキンマックナゲット 5 個入り 100 円セール中であってそれを食いたいというので、じゃあいっそその 100 という数字にあやかって 100 個のナゲットを買って能う限り食うということをやろうという話になり、買って、食った。満腹。5 個入り 100 円てことはようするに 100 個 2,000 円であり、ジャンクな衝動 100 個買いの金額としては案外安上がり。
で、食ってみてわかったが、成人男性ひとりにつきだいたい 6 箱片付けたあたりでもう結構という気分になる。30 個。大食なひとなら容量的にはもうちょっといけるかもしれないが、だんだん匂いかぐだけで胸がいっぱいになってくるのでそこから先は無理しないほうがいい。8 箱余った。T にも協力してもらって残り 7 箱 35 個。とりあえず冷凍庫に保存。金曜土曜で片付けるか。
点睛画竜
TVをつけたら「刑事コロンボ」がやっていたので見た。途中から。刑事コロンボは特徴の多いシリーズだが、その最たるものは「冒頭で真犯人及びその計画的な殺人トリックが克明に説明されるサスペンスもの」であることだ。ふつうの作品であれば犯人は最後までわからないし、トリックは謎に包まれており、それが明らかにされることで事件が解決するところ、コロンボの場合いきなり視聴者に全部見せてしまって、その解き明かしには要点を置かない。コロンボのおもしろいところは突き崩しだ。
で、そのようなコロンボを途中から見るとどうなるかということが、今回はじめてわかった。あんま楽しめない。まあコロンボがコロンボしてるのでそこはおもしろいんだけど、肝心の突き崩しの、その突き崩す対象のディテールがよくわからないのがつらい。考えてみればそれはあたりまえなのだが、なぜか今まで考えたことがなかった。そうか考えてみれば、おれは刑事コロンボは好きなので見ようと思って見れるときには必ず最初から見てたし、見れないときにはまったく見てなかったので、途中から見るということをやったことがこれまで一度もなかったのだった。ていうことは刑事コロンボは、
- 最初から見始めた視聴者に対してチャンネル拘束力が強い
- 途中から見始めた視聴者に対してチャンネル拘束力が弱い
なんだなあ。そりゃそうだよ。
刑事コロンボシリーズの魅力については、マジソンズ博覧会（http://www5b.biglobe.ne.jp/~madison/）内、岸田裁月氏による
に詳しい。
