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最近のよしなしごと

  • もの食ってるとき口開けるなとだけしつけられて暮らしてきたので、いまだに「舌鼓を打つ」の適正状況がわからない。多分貧乏暮らしだから打つ学習機会がきわめて少ないという問題もある。
  • おれが好きなものを好きなほかのひとが居なくなってゆく。外向きの車座は時間が経てば経つほど密度が希薄になってゆく。力尽きる人工衛星もある。
  • 幸せになりたいとかなりたくないとかで取捨するものなら、オタクには面倒くさいことなどひとつもない。そんな電車男みたいな話で納得するやつはオタクを知らない。まあ人間が人類のすべてを知らないのと同じで、オタクにもオタクのすべてはわからないのだが。
  • COD4 の Live ステータス表示わけわからん。「ロシアのどこかで撃たれている」て。
  • VOCALOID 初音ミクやりこみを「調教」と称するのはエロいのか否か問題関連
    • (「用語「調教」をエロいと感じるのはきみの心がエロスを見ているからだよ」派のひとに対して)(「エロいよ」派のひとは)もともと無機物の DTM ソフトに、対有機物語の「調教」を使うのが倒錯的だといいたいのではないか。無機物であるコンピュータに名前をつけるのはネットワーク運用上必要だけど、名前をつけたからそれが生き物だと扱うのはやりすぎだ、みたいなのに通じる気が。まあ「エロいと感じるのはきみの心がエロスを見ているからだよ」的な主張には大枠賛成するのだけど。それ以外のアングル模索として。
    • 調整、あたりだと角が立たない気がする。
    • 調律でもいい気がするけど、なんとなく「ラのキーを叩くと正しいラの音が出るようにする」のが調律だという原理主義に引きずられる気分がある。
  • ネット TV 番組表の web 2.0 化禁止。なんで使いづらい番組表サイトばかりなんだ商用インターネットは。

ヲタクの謎継続

この 10 年ほど「オタクを指すとき「ヲタク」「ヲタ」と表記するマインド」について理解できていないのがむずがゆいんだけど、いまだにわからん。

ここから基本的な認識に進展がない。自称「ヲタ」には、腐女子の自称の一例としての「ヲタ」と、オタク男子の自称の一例としての「ヲタ」があって、どーもこのふたつは個別事例っぽいってところまではわかっている。あとオタクが別のオタクを指して(他称の)蔑称として使っている現場を数例見たこともあるのだが、まあそこいらへんはどちらかといえば言ってるほうの自意識のほうが客観的にアレな場だったりとかして云々。あとは、アイドルオタ界隈における、いはゆるオタ芸が、「ヲタ芸」として流通しているらへんとかも印象的かな。

結局繰り返しになってしまうんだけど、今回はちょっと羅列型を意識して再まとめ。

  • 基本的に蔑称として扱われており、かつ多くは自称されている。つまり用語「ヲタク」には自虐のニュアンスが混じっている。
  • 「おたく」にも「オタク」にも用語を背景とする権威的存在が居るが(大塚氏であったり岡田氏であったり)、「ヲタク」にはそうした存在が見あたらない。つまり「主体性が希薄で、権威を背景としない、取るに足らない存在として自然発生した我々」みたいな曖昧さ(および、場合によっては「立場を持たないがゆえの反骨あるいは不干渉」)が、「ヲタク」を名乗る際の彼らの自意識なのではないか、という感覚がある。
  • もうちょっと噛み砕くと、「おれたちは仲間内で好きにやっていて、他者に干渉しない。だからほっといてくれ」というような気分が、ヲタクを自称する際には、おたくやオタクよりも比較的強く主張されている気がする。
  • まあ世の中のどこかにはヲタクの権威的存在とかが居て、おれがそれを知らないだけかもしれないが(実際おれは岡田斗司夫氏のことは DAICON 関連で知っていたが、大塚英志氏については上京するまで「あーなんかそういう名前のひとが居ることは知ってるな」程度の知識だったようなていたらくなので、オタクを取り巻く文化的情勢についてはだいぶ疎い側の人間だ)。漠然と、ヲタクのオーソリティみたいなひとが仮に居たとしても、たぶんそのひとはどちらかといえばヲタクの地位向上とか文化的掘り下げとかでなく、イロモノキャラとして名前を売っていったようなかんじのひとではないかなーと憶測しているかんじ。

なお、「我々をほっといてくれ=ヲタク」だとすると、おたくやオタクについてる印象はどんなんだというとー…、どんなんかな。あんま考えてなかった。強いていま考えるとすると、「おたく」を大塚氏文脈と考えるなら「我々は悪くないよ=おたく」、「オタク」を岡田氏文脈と考えるなら「むしろ我々は良いよ=オタク」、とかになる、のか?大塚氏の活動をあんま知らんので「おたく」については違うかもだ。