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やおい文明メモ

なかの ZERO | 060503

昨年あたりから「なんとかやおい文明を再発見したいものだ」と思っているわけだが、なかなか進展しない。けどおもわぬところでやおいのひとたちと会話できる機会を得ることができた。はてなワンワンワールド上の池袋で(乙女ロード効果か)。盛り上がってひとも増えて話題もバラけて混雑してきたので一旦場所を大塚駅あたりに移したりして、かなり長時間にわたって話を聞くことができた。こういうのありがたいな。はてワン様々だ。

既読確認ができずログも記録されないはてなワンワンワールドはチャットツールとしてはまったくダメだと思っているが、メモとりつつ雑談していれば、これはこれで情報交換のできるメディアではあるのだなと思った。話が(チャットログのように)直列にならないのでまとまりは悪いが、並行して枝葉が展開していくので各論へつなげるフックが拾いやすくもある。完全に話題が分岐してしまったら、(文字どおり)場所を移して分割すればいい。土地とひとと話題の位置関係がひとまとめに二次元配置されている、というあたりの、高度なんだか低度なんだかよくわからない融合がおもしろさというか。いずれカクテルパーティ効果とかも疑似体験できる場になるのかもしれない。

  • やおい者からみたドリー夢小説への違和感話
    • やおいは客観、ドリー夢は主観」
    • 自分視点での作品への移入の違和感(それはやおい的ではない)
      • キャラクタたちの視線を「こちら」に向ける、という作為
    • 「ドリー夢の主人公の女の子には、(多様な自己投影を受け容れる必要から)自我がない」
      • 関係するキャラクタの別個の心情描写と、その交感がきちんと描かれていなければ、やおい的には物足りない?
  • ぼくの地球を守って」をやおいモデルに据えてみる
    • 月面から地球を観測している、というその距離感はやおいっぽいかも?(38 万 km の距離が、箱庭とこちら側を隔てる絶対防壁)
    • 「ぼく地球(たま)の続編がダメなのはそこじゃないですか。月面メンバーが現世に介入してきて、ドリー夢になってしまった!」
    • 「いやそれ以前に幻想水滸伝の影響受けすぎて絵柄が…」
  • やおい / BL / ノーマルカプ / ドリー夢、の複合状況
    • BL とドリー夢の親和性
      • BL 小説のオビなどで、受け側の男が「姫」という扱われ方をしていることがけっこうあるらしい。
        • それは「設定は男でもやってることはノーマルカプと同様」であり邪道ではないのか?→「姫っぽいのはダメ!」みたいな派閥もあるらしい。
        • 「姫」に相当する男をみんなが好きになってしまう展開(総受け)が好きな人は、乙女ゲーもイケる口かも知れない。
        • ドリー夢が商業になったら乙女ゲー?
          • 乙女ゲー→「アンジェリーク」とか。基本逆ハーレム作品という理解でよさそう。「王子様 Lv.1」とかは BL ゲーであり違う。
          • 「ドリー夢=総受け」ではないが、一本にバリエーションを封入する必要のあるゲームの場合、逆ハーレム・総受け型の作品になってゆくのは自然。
      • まだマイナーだが、BL ドリー夢というのもある、という話。
      • 現在流行っているのはオリジナル(原作なし)ドリー夢?
    • モカプ / ノーマルカプの愛好者間の嗜好には若干の溝があるようだが、両方いけるひとも居るとのこと。
    • 「ホモカプは一作品に何人までか?」問題
      • 「作品にホモカプは一組限定が私の信条ですが、総受け好きな人も多いみたいですね」
      • BL では総受けが主流?
    • 最近の「BL やドリー夢が元気ある」という流れでいえば、まずはそれをライトに噛み砕いて、「弟のかわりに全寮制男子校に男装して入学することになっちゃった!」みたいなかんじの少女漫画から発展していけばいいのかな。
      • 「なにその白泉系って感じっすね(w」
  • 「GL」(http://d.hatena.ne.jp/keyword/%a5%ac%a1%bc%a5%eb%a5%ba%a5%e9%a5%d6
    • 単に百合のことを指す場合も。
    • おれの場合には、なんとなく「やおい←→BL」と同程度に「百合←→GL」の差異はあって然るべきだという気がしたが、まあそれは名前の印象というか、実際に「GL だ」と言われるジャンル作品を読んでの印象ではないのでアレ。
  • BL というかなんというか、「ある日突然男キャラが女になっちゃって…」みたいな設定の二次創作小説をネットで読んだんだけど、あれはジャンル的にはなんと呼ばれるべきなのか問題。
    • 「女体化」系ってことでいいらしい。原作設定でいえば男×男だからやおいになるところ、二次設定を加えるとノーマル(ヘテロカップリングとなる。ふ、複雑だ!

誤読や誤解、読み逃しによる勘違いなどもあると思うので、追い追い検証。

あと関係ないけど「WIRED」の三月号 62 ページで、「乙女ロード」が「OTOME(Maiden) Road」と訳されていてヤラレタとおもった。

HWW(はてなワンワンワールド)

ちょいテク。

  • ブラウザのフォントサイズを「小」にすると、混雑時でも多少は見やすい。
  • 混雑が激しくなってきて、それでも会話を続けたい場合、メンバに近くに集まってもらって地図を拡大(「+」を一回押す)すれば、外周に居るひとたちがエリア外になるので、多少緩和される。

どうぶつの森のライバルは、同業の MO ゲーじゃなくて web サービスであった、ということがよくわかる(逆にいえば「そういうふうに開き直らせない雰囲気」が、どうぶつの森の美点であったと思う)。というわけでどうぶつの森から乗り換えるには最適。森もなければ収穫もないけど。そこははてなで質問とかはてダで日記書いてたりはてなブックマークとかはてな RSS とか読んでれば適当に時間はつぶれる。あとは海で釣りができればなにも言うことはない。仮に諸々のそういった環境が整備されたうえでも「で、それはおもしろいのか?」と聞かれれば返答に詰まる、という部分も。