最近の読書 - 楊令伝ダラ読み関連
- 童貫は本質見抜きマンなので、ちょっとインターネットぽいところがあるな。
- 童貫の開戦台詞は皆を集めて「はじめる」だけど、趙安の開戦台詞は「やれ」か。
- 宗教叛乱の軍事担当ということで、石宝にはちょっと張衛の雰囲気を勝手に重ねて見ているところがあるわけだが、石宝はちゃんと生き場も死に場も作ることができたキャラということで、なんというか張衛なんまんだぶ感高い(←道教…)。
- 6 巻あたりは着々と楊令 vs 童貫決戦の準備が整えられていくのに、まるっきりテンションが上がっていかないんだよな、なんか荒涼としているというか。呉用もそうだが、童貫の荒みをなんとかしないとダメだという北方先生の意志を感じる。
- そして方臘の乱が大詰めになってくると、趙仁おつかれさまです的なかんじに。生真面目呉用の禊かね。
- 方臘の乱は、なにがなんだか呑み込めないかんじがおもしろい。各キャラが成長してるようでもあり荒んでるようでもあり、老け込んでるようでもあり、浮ついているようで、汚れていくようで、生々しくなっていくようで、実感がないようで。趙仁は、萌えない呉用を萌えキャラにしたが、公孫勝と違ってこれは全然笑えない萌えキャラだな。