最近の TV - 時代劇関連
- やべー剣客商売おもろいわ。鬼平ガンガン見てる時期にちょろっと見て「やっぱ鬼平のがいいかなー」と思ったけど、ちゃんと見てみると、リズムが違うだけだった。人物配置とかは鬼平よりも複雑でおもしろい。
- やっぱ剣士が大根二つに折ってかぶりつく時代劇はよい時代劇。
- 剣客商売、池波正太郎氏原作だけど、なんか藤沢周平氏ぽいなー。でもじいさんが持ってる人脈が広すぎるというか、偉いさんをサクサク動かせすぎるのが藤沢周平氏作品とはだいぶ違うな。そこいらは昭和度の高い池波正太郎氏のエンタメヒット作家オーラか。
- ん、剣客商売のサントラって逆シャアのひとじゃね?と思ったけど違った。ダメ絶対音感失格だ。逆シャアは三枝氏、剣客商売は篠原敬介氏だった(→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AF%A0%E5%8E%9F%E6%95%AC%E4%BB%8B)いちおう篠原氏って三枝氏の事務所に所属してた時期があるんじゃね。
- ドラマ版の座頭市物語、座頭市みたいにずんぐりした話が多いけど、おもろい。剣客商売や鬼平犯科帳と並べてみると、映像も脚本も演出も洗練というか、時代劇としての高度化みたいなものの行き着く洒脱みたいなものがなく、しかしどうにも魅力的な雰囲気がある。あと勝新太郎氏の主題歌がお経っぽい。
- 座頭市を音声ミュートして流してると、なんというか、見ざるを聞かざるが見ているというかんじで。
- なんとなく、殺陣と書いてタテと読むのはかっこいいけど、闘牌と書いてトウハイは充分ではないなと思った。やっぱそこは、歴史か。
- で、腕におぼえありも再視聴。鬼平や剣客商売と並べてみると、たぶんもともと見せたいコンセプトがかなり違うので単純比較は素人がやっていいようなもんでもなかろうが、さすがに殺陣の洗練度で大きく劣るな。けど大柄な村上弘明氏の殺陣はやはりかっこよく、NHK らしい小手先技の一切ないベッタベタ CG 合成演出と相俟って、なんとも剛直なライダーバトル感があり、これはこれでやはり好きなのだ。