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アニメ感想日記系はいずこ関連

以前書いた(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20101118#p2 / http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20090510#p1)ことと繋がるんだけど。近年のアニメブログ界隈は専門性が高いというか、アニオタとして以外の日記が不足した、ジャンル特化ブログが多くて困る。アニオタの身体性が掴みづらい。近年以前はどうだったのかといえば、「アニメ評論系」より「アニメ感想日記系」のほうが強かったような印象があるんだよね。感想日記系では、わりと何食ったとか買い物に行ったとか試験が云々とか、「ああ、なるほどこういう生活してるひとが見ると、このアニメはこういう感想になるのか」というヒントが拾えたかんじ。いまは感想しか書かれていないから、逆に「こういう感想を書くということは、このひとはこういう生活をしているひとなのかな?」と勘繰る手順になってしまっていて、健全ではない。ソースのない憶測は無限にドライヴして「知らないけど絶対そう」みたいな女子力の境地に至る。読者を自然とネットウォッチにアフォードするようなアーキテクチャは糞だ。

いまでもアニメ感想系ってあるのかもしれないが、それがどこへ行ってしまったのか探すことができていない。やっぱアンテナみたいな web サービスが流行しているほうが、界隈ってのは探しやすいのかな。アンテナの衰退と前後して台頭したといってもいい SBM では「何かがあったとき」にしかポップアップしてこないので、「特になにもない普段どおりの界隈」みたいなものを観測したいときに刺激値高い順のリストとかはあまり使えん。アンテナの代替となっている RSS リーダでもいいが、web サービスとしてのそれらはどれもあまりオープンではなく、どこ見ればアニメ感想日記系の巡回リストが Share されているのかよくわからんという。

まあ根気よく Twitter を手繰れば、(感想日記系隆盛の時代よりも)濃い身体性を観測可能ではあるんだけど。片っ端からアニオタっぽいひと数百人 list に入れて、彼らの生態を観測するっていう。ものすごく頑張ったら「なるほど、どうやら一週間に五回以上ハンバーガーを食ってるアニオタは髪の毛がピンク色のキャラにハマる傾向があるぞ!」みたいな規則性を発見できたりするのかもしれない。だがいまのおれにそこまでやる体力はない。ギギギ。