最近の漫画
思うところとかは特になく、ジョジョ再読を進めている。おもしろい、というよりはオモチローイ!てかんじだ。ぼちぼち読んでるうちに第四部まできた。毎日が楽しい。
- 第一部がもっとも奇妙だ。そして人間の誇り高さ、勇気への意思など、ジョジョでなにを描きたいのかがビシバシ感じられる。「あしたっていまさ!」は痺れる。
- 第二部の主人公がもっともかっこいい。ラクして勝ちてえとか公言する性格は時代を先取りしすぎだ。クレバーさとマッチョさのバランスが危うく、奇妙だ。
- 第三部を生んだことで荒木氏の名は知れ渡った。スタンドはほんとすげーな。超能力のルール化までは常人の域だが、超能力のキャラクタ化は才能だ。しかもキャラクタ造形を与えながら、あくまでそこには台詞を与えないところがスゲエとしかいえない。意思の弱い作者なら、空条承太郎とスタープラチナを会話させてしまうんじゃないだろうか。
- 第四部こそが最もおもしろい。好きすぎる。あまりにもジョジョとして脂が乗りすぎている。やっぱオールタイムベスト東方は仗助だぜ。レッドホットチリペッパーのレフトハンド奏法とか意味がなさすぎて痺れるし、イタリア料理を食いにいくのもジャンケン小僧と戦うのも第四部だ。そしてなんといっても、岸辺露伴と吉良吉影が登場する。
いま吉良がジリーになりかわって、ジリー奥さんが旦那に惚れ直してるところ。