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Wii Sports

結局テニスばかり遊んでいる。ボクシングも遊びたいのだがヌンチャクをいちいちアタッチする面倒くささに負けた。野球はおもしろいという話だったが、なんだかゲーム自体の進行に対してプレイヤであるおれが待たされる状況が多すぎて遊べなかった。まあ野球は野球なのだからそこは致し方ない部分ではある。これだから野球は。じゃあ野球ゲーじゃなくバッティングセンターゲーでいいではないか。いやそれトレーニングであるか。ありそう。延々ホームランだけ狙ってればいいようなモード。あるよね。見てないけど。そんなことはいいんだ。とりあえずテニスだテニス。テニスといえば大腿筋というのがおれの認識だが、Wii 上でのテニスは下半身を一切使わないので運動不足のゲーオタにもやさしい。利き腕しか使わん。おれの場合左投げ右打ちなので右腕。この調子で右腕だけ振り続ければ、十年後くらいには七霧の者っぽく右の筋肉だけが異様に盛り上がった姿になっていることだろう。

振る。高速で振る。たぶんそんなことまでしなくていいのにというくらい無駄にテニスっぽく振る。スナップを利かせる。勢いよく振るのでストラップはわりとよく手首から外れる。あまり気にしない。テニスラケットにストラップなどつけないし。でもストラップが指にひっかかるのは邪魔なので次からはちゃんと締めよう。立って遊んでいるときには体勢もテニスっぽく構えて、実際のラケットを扱うように Wii コンを無駄にクルクル回したりする。Wii コンの場合本物と違ってあまりうまく回らんのだけど(あたりまえだが、まあ気分だ気分)。まあとにかくテニスというのはコントローラをブンブン振り回していればどうにかなるゲームだ。そこがつまり剣神ドラクエなどのプリミティブな TV プレイゲーとは違う Wii コンにみるゲーミングインターフェースの新しい可能性といえるだろう。赤外線で剣の位置を検出する仕組みでは、ほとんど TV の位置と無関係に、あさっての方向からあさっての方向めがけて弧を描くスイングは追いきれないし、追いきる必要もない。単純に振りの加速度で返球の速度が、振りはじめのタイミングで返球の角度が変わるだけっぽくも感じられるが(←そこに仕様上の入力遅延問題から先行入力寄りのデザインとして結果的なゲーム性が発生)、なんかもうちょっといろいろ工夫がありそうだなという気がする。傾斜も検出できるんだしそこをなにか細かい部分にも使っとらんのかな。なにかやっているような気もするけど、特にやっていなさそうな気もしつつ、一方で適当に上下に振ってるだけでものすごいショットが打てちゃったりもして、なんだかよくわからん。

コツみたいなものは間違いなくあるが、ゲーム的に強くなることとテニス的にうまくなる軸は必ずしも一致していないはずだ。それはどんなものであれゲームであれば必ずそうだといっていい。それが実体験でなくゲームである以上、それはやはりゲームであり、同じではなく、また同じであるなら意味がないのだ。で、Wii Sports におれが求めているのはゲーム的な完璧さでなくスポーツ的なインサイド感なので、ようするに「おれが考えるテニスっぽい動きにインサイドするおれ>ゲーム的に正しい操作」を念頭に遊ぶことが良質のおもしろがりにつながると思うので、そこは当座あまり追求しなくていいかという気がしている。「テニスっぽい打ち方」をした結果「うまくなった」、という達成感の交差があればたぶん最高だが、いまのところそういう手ごたえには達していない。それ以前に、現状あんまりテニスぽく打てていないという問題があるので。