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糊とハサミとインターネット

  • そういや昔からおれには雑誌のスクラップ癖というか、好きなコーナーだけ切り抜いて保存しておき、それをコピーして中綴じ製本して保存しておくという癖があったな。まぁつまり田舎にもコンビニ的な店舗が進出し、そしてコンビニに標準的にコピー機が配備されるようになって以降の趣味ということだが。NEWTYPE草磲琢仁氏の連載コラム部分のやつとか、あと後輩に大量に貰ったサイバーフォーミュラ商業アンソロ本の気に入った話だけとか、なんか伝統的なスクラップ趣味みたいなやつに、コピー誌製本趣味がくっついたみたいなへんな癖。
  • もちろんオリジナルを保存するほうがいいんだろうけど、性能のそんなに高くもない当時のコピー機で画質の劣化したコピー本一冊にまとめるほうがいいというか、情報の劣化というのは全然気にならなかった。まぁ場所食うとかそういうのもあるけど。スクラップブックて全然好きになれなかったんだよね。スクラップブックて嵩張るし。なんか分厚くなって閉じにくくなったりするし。なんといっても、ノリが大嫌いだった。コピー製本はノリを使わない。コピー用紙とホッチキスというおれの好きなものだけで完結できる。オフセット製本機みたいなやつも試したがノリを使うのと見開きの不自由さに閉口した。
  • コピーしたら元原稿は捨てていた。なんの後悔もなかった。コピー用紙の白さに対して劣化の早い黄色い元原稿にもののあはれを感じた。
  • そういやドラマガとか RPG マガジンとかの切り抜きも、製本するために切り刻んで無理矢理段組変えて B4 に見開き収まるようにしてコピーしてたな。綺麗に 4 の倍数ページで収まるとなんともいえぬ充実感があった。
  • かんたんにまとめると「おれはウテナ根室記念館が大好き」ということやね。あのへんの時期のオタクの大半は「永遠を研究する少年」をスルーできないということやね。それは後にエロゲーに捕まっていった人々などを大雑把にみてるぶんにも納得やね。でも現実というのは、つまりおれにとっての糊だったり、アナログテープだったり、不揃いなトマトだったりするのかもしれないよね。そしてモスバーガーのトマトは真ん中らへんのいい部分だけ使ってるんじゃなく、巨大なソーセージ型のバイテクトマトを大根みたいにトントン切ってんのかもしれないよね。
  • インターネットは PPC 用紙や、ホッチキスの針とか、そっち側のものなんだよね。