最近の読書
- Kindle 版きてたのかー。買った。
- 楊令伝。童貫戦おわった。三人称視点大規模戦闘文芸の、北方水滸伝とは別の境地に達しとるな。28 冊分汲み上げたタンク水量をタワーリングインフェルノから一気に流し落とすよーな。で、水滸伝の大量のキャラ数を一気に殺し尽くす勢いで死んでるようでいて、案外生き残ってるかんじもあり、そこは老いも若きもまんべんなく殺した結果良バランスというかんじだろうか。とはいえ老人は基本増えないわけで、世代交代進んだな。あまりにアッサリ殺しまくるので、却って死んだキャラのこれまでの活躍を鮮やかに思い起こしてしまうわ。
- 童貫戦終わって「vs 宋」て前提がガラガラしちゃって、なんだか新しいような気が抜けたようなかんじで読んでるが、その前後くらいからの、地味な新キャララッシュにけっこうついていけてない。なんかここへきて久々にキャラクタが全然一致しないまま読んでる感がひしひししている。
- 新国家建設に燃えるキャラとかに移入していくかんじではなく、流動的な状況を見ているキャラと、かつての状況に引きずられてるキャラのギャップみたいなものと、あと世代交代の波というか意識のズレ感とかで余計ガチャガチャしてる歯車の動きを丁寧に描いてるというか…?