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おおかみこども関連

  • アニメ映画タイトル音韻つながりで、マイマイ新子あらしのよるに虹色ほたるとももへの手紙とグスコーブドリとおおかみこどもをコンプしたい。したいだけ。
  • ところでおれが物心ついて最初に「アニメに登場する母親の子育てがなっとらん!」と怒る独身子なし女性を観測したのは崖の上のポニョだ。だが諸般の観測の結果「ナチュラル子育て原理主義こえー」という印象に落ちたのは、おおかみこども以降ということになるかな。
  • ママは花、娘は雪、息子は雨とわかりやすいけど、狼パパの名前を忘れてしまいがちなので「ガル」と呼んでる。頭脳戦艦くさい。
  • 細田守氏作品以外でおれがまず観測することのないアニメ批評界隈における「おおかみこども」の水のモチーフ理解においても、Clavis 氏のアマガミレビューは勉強になるな。
  • おおかみ姉弟が思春期前に終わるって、あー発情期が…。
  • Tumblr 知識によればセックスパスタ(←村上春樹氏作品およびそのファンの愛称)が好きなひとはおおかみこども嫌いなンすってね。ちょうどセックスパスタである奥さんが横にいるのでどうなのと聞いてみたら「なんかセックスパスタと似てるんだけど、どっか違うので近親憎悪?」みたいなかんじなのかもだ、という結論になった。じゃあどのへんが似てんのかというと「キャラクタが必死になっても滅多に汗かかないかんじ」と「必死になってたはずなのにダメとわかるとあっさり納得するかんじ」らへん?
  • 改めてネット感想を見て回ると、主に初動時らへんの、おおかみこども絶賛勢の、おおかみこども絶賛以外勢力一括りにした切断っぷりがすげーな。もうほとんどアレルギーだね。ということは、おおかみこども一件だけの問題じゃなくて、連綿と続いてきた対立があって(時をかける少女サマーウォーズ→おおかみこどもへ、という感想界隈形勢のアングル)、もうサッサと切断したほうが気持よくてラクってことだね。幾久しくアニオタやって、自分が好きだと思う作品にいちいち噛み付いて腐すアニオタの存在を横目に気疲れしてるんだろうね。おれの視界からは TV アニメ版図書館戦争当時の「たんなるラブコメなのにー」みたいな念仏唱えてたひとたちとイメージかぶるんだけど。

そのほか感想。

  • 感想チャットでちょっと冗談めかして言ってはみたけど、母親が(描かれないけど)実は妖怪だったとすればかなり納得力高くなる気がしてきた。社会との関わりを避けるのも、狼の子をあっさり産めたのも「幽霊族の末裔だから」で説明できたりせんか。稀少種なのはパパ側だけでなく、ママもだったという。
  • 花はものすごく直球に行動する人間なので、彼女が社会学部を選んだのは「彼女は社会のことがわからず、それを知りたいと思ったから」だろう。社会にまぎれて生きる妖怪の学部選択を想像するとき、社会学部というのはなんかスゲエ納得できる。家族を得て生活に追われ、社会を知る優先度が低くなったので大学をサクッとやめる。
  • 細田氏はサマーウォーズでギチギチに身内を使いまくる家族の形を描いたので、おおかみこどもでは一切身内を使わない家族を描いて、そのどっちでもネットマイノリティからの怨嗟の声を吸い上げて今頃お肌ツヤツヤ説。
  • 現在までに挙がったおおかみこども理解のための参考作品:「THE 八犬伝」「人狼 JIN-ROH」「WXIII 機動警察パトレイバー」なんかロクでも系譜が…。でもやはり人狼はすばらしい。圭と花の生き様のコントラスト。