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最近の読書

「絶海にあらず」読んでいる。おもしろいが、うーん?わりといきあたりばったりな印象が。本作は連載ベースのものらしいので、三国志水滸伝などの書き下ろしものとは呼吸が違うってかんじなのだろうか。「とりあえず登場してみたけど、あんま出どころがないかなー」みたいなかんじで余ってるキャラクタ及びその手軽な整理方法、みたいな部分が気に掛かったりした。

あと獣肉がとても重要な話なので、おれも是非獣肉を食いながら読んでいきたいと思っているのだけど、実際食ってるのはコンビニ弁当とかであり貧しい。貧しさとは第一に金の貧しさのことだが身に堪えるのは心の貧しさだ。文章で獣肉を目で追いながらカップラーメンを啜ることの、なんと虚しいことであろうか。と思ったけど、これはあれか「うなぎ屋のにおいを嗅ぎながらメシをかき込んでうなぎ食ったような気になる」という江戸時代のライフハックに通じるものがあったりして、ある意味豊かなのかもしれん。いやダメだ。コンビニケミカル食品の痺れを誤魔化せるものではない。うう。