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すこしふしぎワールドクロニクル年代記(「クロニクル年代記」は「ムーンサルトり」と同じ記述式で)

NINJA GAIDEN 2

べつにまとまったなにかとかではない途中から途中までログシリーズ。

「物の怪や神様のたぐいが人間の世界でたのしく日常生活を送っています的なマンガやアニメ」に関してー、みたいな話に絡んで、しばらくうだうだ考えたり話したりしたことのメモ書き。このてのオタ話をちゃんとやるような機会でもあれば、特に材料を提供できる立場にはないが、傍聴とかしたいと思っている。あるいはムック本とかその筋の偉いひととかがまとめて出してくれるとかだな。

  • たぶん 90 年代頭の OVA「天地無用」らへんまでの道筋をつけた時点で、もう腰が曲がり頭が白髪になってるような気がする。
  • かなりあぶなっかしい言い方だけど、ファッションとしてのメイドから、コンテキストとしてのメイドのガチ化の流れはあったわけだけど、これと同様に「ファッションとしての巫女さん萌え」から「コンテキストとしての巫女萌え」というのがたぶんあったわけよ。
  • おれのパースペクティヴ(←2008 年に隙あらば使っていきたい日本語 100 選)によれば、「非東京」「(かなり勉強したっぽい)体系的な、オカルトや宗教の知識」を基盤として、「世界の命運」に行くか、「ローカルの話として集束するか」みたいな分岐かなー。この過程をすっ飛ばして直結するとセカイ系とかも出てきたりする。
  • (地方展開に関して)女子向けについては、NANA とかもだし携帯小説で渋谷が舞台だったり、CLAMP 作品における恥ずかしげもない「TOKIO or ファンタスティック or ダイ」フィーチャーっぷりはいっそ中田ヤスタカ氏作詞なみのダサ度といえて薄ら寒いわけだが(いやそれでいうと年代的に新しいヤスタカ氏の歌詞がどんだけだよという話にもなるんだけど)、そうはいいつつやはり野蛮は繊細に勝つので、いまでも女子は結構東京を見てるかんじするするんだけど、男子向けだといつごろからか東京以外に舞台が散っていくんだよね。これ、いずれまた東京に戻るんだろと思ってたんだけど、なかなかそうならない。
  • 不思議少女がどう共同体に受容されていくか、みたいな部分についてなら、このへん?→http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20050127#p1
  • 超常現象を制度としてどうすんべ、みたいな思考実験が形になりかけてるんだけど濃すぎてもキツいのでなかなか腰が定まりません、みたいなんだと「魔法遣いに大切なこと」とかもあったな。なんかそれと似た姿勢を感じてしまうのが「図書館戦争」だったりする(http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20080428#p2)。「制度の作りこみがダメだからリアリティがなく、したがって登場人物が狂人に見える。という意味でダメ」つながりっていうか。
  • 「あ"ー…」みたいなかんじで行き着いちゃった「ローカル」「オカルト&宗教」らへんの作品としては、宇河弘樹朝霧の巫女」とかも外せんのだけど、なんかあの界隈は深入りするなとゴーストが囁くので、あまり多くを知ろうとしていない。
  • かみちゅ!」は、おれの場合「うんうん、このての安心できる少女マンガ成分は男オタク向けだよねー」というかんじで、包括的に男オタ向けだと思ってみていた。宇宙人回の自衛隊とかが「ちゃんと割り切ってて(へんにリアルにしようとせず、「アニメ的なそれっぽさ」に徹していて)いさぎよい」の例ってかんじがする。
  • ガチガチに設定を整備してからお話作るのは男子願望的に正しいと思うし、「人狼」とか「ブラックマジック M-66」とか好きだけど、でも仮に世の中がそんなんばっかりになったら明らかに息苦しいと思った。おれ新條まゆ氏作品とかも好きだしなー。「ちょろいもんだぜ」とか。

とかなんとか。