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Wii Sports

まあともかく Wii Sports ですよ。世間じゃワリオワリオだうるせえけどおれはおまえに期待してんだよ Wii Sports。つまり単調な作業に秘められた僅かの触感、「腰で打つ」と言われた昭和のファミスタに対する平成の回答、わりとすぐ見える本質とギリギリ手の届かない真理、そういったものを垣間見せてくれるのであろうがこのようなバラエティ幕の内に見せかけた任天ゲーというものは。まあファミスタNAMCOT だけどそういうのは細かいことだしおれ自身はわりとファミスタ嫌いなので置いとけ。

  • テニス。まともに打ち返せずウフフ。レスポンスの悪さはゲーム性に織り込んじまえばいいんだよという優れて正しい解答感。今後わりとやりこむ予定。蜂のダンスの動きとか、テニスは小学校高学年のときちょろっと通ってただけだから基本からよくわからんのよな。まあたぶんゲーム的にはテニスってよりは MSX のピンポンゲーに近いのではないか。
  • ベースボール。なんとなくファミスタ嫌いだし(←いやそういう理由ではないが)今回遊ばず。「野球いいよ、Wii Sports はあれだけでもいいかも」という評判もあるので、期待できるのかもしれない。
  • ボウリング。ひとの家で遊んでるときにはまともに投げられていたんだけど、自分の家ではけっこうむずかしいな。なんでだ。と思ったら、…そうか座って遊んでるからか。立って遊んでるぶんには垂直にズラさず投げられるけど、座ってるもんだから微妙に投げてる途中で斜めってしまっている様子。まあボウリングはべつにおもしろがらなくていいや。
  • ゴルフ。打撃方向を十字キーで指示するあたり、カギカッコつきの「Wii コントローラに見る新しいインターフェースの可能性」だよねーと思いつつ、B トリガでセットしたあとすぐさま打撃に入ってしまうので、感覚的に「振り上げ→振り下ろし」の「振り上げ」の時点で勝手にボール打ってしまうような感覚になってしまいちょっと難。まあでも打つたびいちいちスイングするっていうのはパワー調整の安定化を阻害するので、こういうのはわりと好き。でもたぶんあんまり遊ばない。
  • ボクシング。出たな本命!もうね、こういうの待ってたわけよ。つまり「殴る」の直感的操作ね。ようするにセガのあのレバー二本掴んでやるゲーセンゲーの家庭用ダウングレード版と思えばよし。SD がどうだとかレスポンスがどうだとか、そんなもの「ここに、画面の向こうの憎いあんちきしょうを殴る直感的なインターフェースがある」という事実ひとつでひっくりかえるね。
    • あんまよくわからんけどとりあえずボカボカ腕振り回してたら勝てた。コツはおいおい学習していけばよし。基本的にはスウェーして反撃とかワンツーを綺麗にとかそんなかんじで、連打ってよりはタイミング重要のゲームなんじゃないのかな。

世界が有限だけどおもしれーな。こういうのが好きなんだなつまり。Wii 自体にある任天堂社製品の「よくできたおもちゃ」感ともフィットしている。そしてその感覚はつまり TV プレイ的な感覚にもマッチしている。game or toy 的な界面においても良。つまり、空虚さで充満した暇を、体を使ってつぶしているという充実感。そりゃガイジンもストラップぶち切れる勢いで投げるわ Wii コンを。疲れれば疲れるほど妙に充実したような気になるわけだしね。腕もちぎれよという勢いで宙を殴りつけるべきだね。

まあおれも最初「よーしストラップぶち切れる勢いで TV めがけて Wii コン投げつけて想定外の挙動で自己責任で自業自得するぜー!」(→Google とかで適当に「自業自得 ストラップ Wii」とかで検索)とかはりきってたんだけど、結局なにやるにもいちいちリモコン画面(の上の受光部分)に向けなきゃいけないのでかったるくなって、あぐらかいた右膝のうえに肘のっけて適度なグリップでプレイしてたので残念ながらストラップは切れなかった。