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神秘の世界エルハザード(TV 版)

OP 冒頭の「主人公イメージ水の中で目覚め→キラキラ〜→ピカピカピカー!」は、やはり何度見てもヤバい。やつの脳にへんなクスリが充満してゆく。グラップラー刃牙が崖から飛び降りて体得したようなやつ。歌詞も振るっている、「現実よりも今は 伝説の中で交わした 約束を信じていたい」だ。飛ばしてんな。現実に真っ向から背を向けて 90 年代を駆け抜けてみるか今夜みたいな。こんなド直球作品がかつて放映されていたのだと思えば、最近のアニメはまだまだ大丈夫だと思う。まあエルハザードには「いうほど辛くもない現実から、敢えて弾みをつけて飛んでみるぜ」みたいなポーズとかも含まれてたよなと思わなくもない。というかそのようにしかわかれない。結局あの作品を真に楽しんでいたひとたちの温度を体感する機会は遂に持てなかった。それはそれとして、エルハザードのキャラクタて全員口元の吊り上がりかたがちょっと怖いんだよな。あのへんに幻覚の世界エルハザードが象徴されていると思う。いや幻覚じゃなくて神秘だった。雷鳴とかもあった。AIC 社(http://www.anime-int.com/)のアニメだった。神秘とは金のかかるものだ。