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最近のアニメ - 細田守氏作品関連

細田守氏監督作「おおかみこどもの雨と雪」公開に合わせてか、「サマーウォーズ」が TV 放映されていたらしかった。見ていない。見ていないが、見ているひとたちの反応でインターネットは賑わっているので、例によって楽しむことができた(シスタープリンセス以降問題→http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20060318#p3)。

  • 結局見てないくせしてインターネット上の「サマーウォーズのばあちゃんはクソ」言説には同意しておきたいという女子力。修造 bothttps://twitter.com/shuzo_matsuoka)に言われるより、サマーババア bot に言われるほうがよりムカつくと思う。いやー、なんだかんだいって「自分がキライなタイプの人間が社会的に肯定されているエンタメ作品」を楽しむのはむずかしいもんじゃよ。いや実際に嫌いかどうかも見てないのでわからんのに。たぶん嫌い。知らないけど絶対そう(←女子力)。
  • もういっそ、サマーババアのためにサマーウォーズみてみるかな…「こんなものがイヤだからおれは地元を離れてよかったなー」とかしみじみするのかな。というか「バラバラになったら弱くて滅ぶので信用できる血縁で結束しないとダメなんだ、というのはわかるが痰壺杯酌み交わして結束するくらいならバラバラに滅んでもべつにいいんじゃねー」という感覚が根っこにあるので実存的にはちと困る。

そういや、おれ時かけは妙に好きなので、サマーウォーズ以降の細田氏作品 DIS 界隈に対して微妙に肩身が狭いのだった。とりあえず、あのヒロインが「馬鹿だからダメだ」というのには反対したい。

  • あの馬鹿さは我々も内包している資質のひとつだし、あと周囲に居る女があんなかんじの馬鹿だと男がオタクやってくぶんに結構助かる。まあでも天ぷらについては弁護の余地がないね、真琴クソ!真琴しね!
  • 恋愛に鈍感な女子って「オタクが忙しいので恋愛とか勘弁」みたいな男にとっては、結果的な男女間の友情が成立しがちで便利、という一面から、「オタク活動に忙しいオタク男子」にとっては真琴みたいな女は結構アリなんじゃねーかなーと思ったりしてんじゃよ。当然それは「真琴みたいな女キャラと恋愛したい」って意味とは正反対なんだけどね。
  • まあ「鈍感だけど不感ではないので、自分の恋心に結局気付いちゃって、せっかく成立していた不恋協定地帯を内部からぶち壊す女」は最悪というか、鈍感型サークラの資質のひとつ…。…とはいえ、細田時かけにおいてはせっかくの男女間の友情に恋愛沙汰持ち込んでるの真琴じゃなくて千明だからね。真琴イノセント。千明ギルティ。ヤツを吊るせ。未来人を縛り首にしろ(←ネタバレ)。

おおかみこどもの雨と雪」(http://www.ookamikodomo.jp/)については、試写会だか先行上映だかなどでぽちぽちネットに感想が上がり始めている。

  • …んだが、なんかこー上手下手(かみてしもて)とかでもむずかしかったのに、新たに 13 フェイズみたいな概念とかも登場していてわけわからん。「13 フェイズ構造がキャラごとに 4 層も確認できた」とかもうほとんど死海文書やり込んだエヴァオタのエヴァ感想なみにむずいよ、どう褒めてんだそれは。「初フェイズ…ども… 俺みたいな 13 フェイズが 4 層ある腐れ野郎、他に、いますかっていねーか、はは」(参考→http://subcultureblog.blog114.fc2.com/blog-entry-3655.html)とか「ここで怒りのリマインダーが上手(かみて)から登場ー」みたいな解説を想定しちゃうよ。
  • 「13 フェイズ構造」と「リマインダー」については、どうもこの本(http://www.amazon.co.jp/dp/487376369X)読んだらわかるらしい。
  • 本当、「ふつうのアニメ感想」が読みたい…。

あと、「おおかみこどもの雨と雪」ポスターについて麻十恵氏が、

にじアカウントでも書いたけど、「おおかみこどもと雨と雪」は、ポスター絵のお母さんがあんな大きな子二人抱えてるのに腰が入ってないなんて、どうしても納得いかない。あと男子がいるのに白ワンピース着てるのも納得いかない。あと素材は棉でお願いします(汚されるから)

と書いていてなるほどと思った。

  • まあでもおれはそんなことより「雲のむこう約束の場所(http://www.kumonomukou.com/)のポスターのバイオリンの持ち方が気になる」の状態から抜けられないんだよ。あれから 8 年も経ったよ…。
  • 男のほうの構えが無理目なのも気になるけど、女のほうも本体をアゴで固定するにはちょっと首寝かせないと厳しいと思うんだよな。というかパールライス顔のアニメキャラ全般は、バイオリンをアゴで固定するのに向いてないんじゃないだろうか。バイオリンを出すなら丸アゴでデザインしたほうが合理的なのではないか。
  • というかアゴもだけど、女側のバイオリンの持ち方と弓の構え方の角度もちょう気になる。鋭角すぎだろ…弦と弓は 90 度って教わらんかったっけ…ああああああ気になるやめたやめた。
  • …あーぼくらが愛してやまない若年男女結婚アニメ映画「耳を澄ませば」の天沢聖司くんもこんなかんじか(http://www.wingsee.com/ghibli/whisper/desktop/whisperc1024_768.jpg)。ならいいや。この話おわり。

最近の漫画

  • よーしじゃあ石田敦子先生の漫画を読んで失笑できるようになるまで精神と時の部屋でカルマ訓練に勤しむべし。
  • 藤原カムイ×小柳順治「ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章」を、とくだん天井を超えてくるようなボルテージはないものの、おもしろく読み終わって、続けて藤原カムイ×映島巡「ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 紋章を継ぐ者たち」を、なんだかダラダラ読み耽ってしまった。ロト紋初代に比べて、二代目主人公が暗いのなんのって。21 世紀だっつーのに「辛い記憶を封印」系かよー 90 年代でもあるめーしみたいな。初代こそ 90 年代なのに、全然そういう面倒なのなくてよかったのにー。ジパングの神仙術士が「みょまあ!」とか「きてはぁ!」とか言ってくれるようなベタを読みたくて読んでるおれとかが喜んで桶屋が儲かり桶屋の娘が嫁に行き桶がルーラで飛ぶのに。スーバーハー!
  • たなか亜希夫×橋本以蔵「軍鶏」、グランドクロス編にちょっと入ったとこまで読んだけど、マスターしたはずの中国拳法どこいった?クライマックスまでいったら、いきなり思い出して「あ、発勁!」「グボァ」「こういうのもあるぜ…」「やつのデータにない攻撃…しかし一度受けた技は…!」「ゲボグァ!」みたいな展開があるんじゃねーかと踏んでるけど、一切なかったことにしてスルーってのもアリかな…事情よくわからんけど…。