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遅延日記

Halo 3 | 071014

日記がだいぶ遅れている。とはいえ随分挽回したという気分もある。現時点での遅れはー、九日分。一週間強といったところ。先は長い。が、まあだいぶマシになった。感覚として十日を超えるとかなり重たい。ちょうど一週間くらいだと「先週の今日なにやってたっけなー」というかんじで、これはこれで案外いい具合。ここ 1,2 年は、普段から数日遅れの日記を書くことに慣れているかんじなので、それよりさらに実時間に対して距離を詰めていけば、もうほとんど日常と変わらないかんじだ。とはいえやはり 2,3 日くらいのディレイが常態と呼んでいいあたりかな。先日一週間遅れまで詰めたとき、その先の 4,5 日遅れにある特有の重さが疎ましくて、なかなか距離を詰めることができないという気分があった。そこからまたズルズルと遅れて、現在九日分というわけだ。

これくらい遅れると、その日なに考えてたかなど殆ど覚えてないものだが、これが案外どうにかなっているのには、Twitter とかの別サービスに残っている自分のメモ書きを参照できるという事情がある。べつにそのこと自体でなく、全然無関係なことで問題ない。とにかくそのあたりに感じていた気分を再生する取っかかりを得れば、あとは芋蔓式に思い出したり出さなかったりする。携帯メールとか、レシートとか、伝票とかでもいい。案外このての木っ端ログにも記憶って紐付けられてあるものだ。揮発性なので、たぶん二週間程度が限度かなと思うけど。そのように近過去の記憶を掘り起こしている行為は脳トレちっくなので、こんな調子でやってればグングン脳年齢さがったりとかせんかなと思わんでもない。

あとよく考えて見ると、おれの日記が大幅に遅れはじめたあたりから、おれの生活自由時間が明らかに減ってんだよな。そりゃ日記も遅延するわという。日記を書くため自体には大した時間使ってないのだが、その前後にグデーっとアニメ漫画ゲームに費やす時間がやはりそれなりにないとなというか。

ウェブサーフィン、インターネット波遊び

ネットで中立を保ちたければ、利害関係を持たないことだ。利害関係を持たないことと、立場を持たないことは、似ているが違う。さらにひろげると、立場をなくするための手っとり早い方法としての、そして案外それが不確実である、匿名化などの話にもつながっていくのかもしれないが余談。竹林の清談的なことは、立場を持たないことによって実現可能だが(≒クリアな議論は幽霊になることで行える)、立場を持たないことにだけ注意していると、いつのまにか生じてしまった利害関係に捕捉され、流れに巻き込まれてしまう。つまり、政治だ。

というかしかし、そもそも「中立を保ちたい」的な欲望って現代ではマイナーなのかもわからん。もっとなんか何でもいいから党派で争いたいのかもしれない。なにかがきっかけで党派ができ、次第に党派のための活動が増えていくという、まあ一般的な人生を退屈させないための知恵的なアレだ。これは「最初にネットに触れたとき、それがどういうメディアであったか」という問題と絡みそうだ。web 日記であったり、テキストサイトだったり、匿名掲示板だったり、個人ニュースサイトだったり、ブログだったり、SNS だったりするその形態によって、そのひとのネットに対する基本的なスタンスが規定されるという。ことをブログに限った場合の中立願望は、つまり集団から遠すぎず近すぎないあたりで孤立したいってことで、さらにいえば教室の隅っこの椅子取りゲームで、そんな悠長なことやっていたんではブロゴスフィアの中原にいつまでたってもリーチできないわけだし。夜のブロガーと昼のブロガー問題だ。もっと今は一般的に、みんな政治がやりたいのかもわからんね。そうでもないひともそれなりにいるはずだが、結局そういうひとは政治的にはいずれ動員される頭数として勘定可能だし。

「インターネットを通じて自分は得をしない」という作法は、ある種の美学であり、またリスク管理でもある。というあたりをもうちょっと掘り下げて解体していかないと、たとえば web 1.0 界隈の Amazon アフィリエイト問題とかは空気的に進展しなさそうだが…、実際進展してなさそうだ。細かくみればそうでもないのかもだが。強いて挙げればかーず SP とカトゆー家断絶の違いとかか。そういうときたとえば「俺ニュースだったらどうしただろうか」とか想像するが、いまひとつイメージが湧いてこない。案外そこいらへんで、natori 氏あたりはうまいスタンスを取っているような気がするのだが…って、考えがどうも自アン系に偏重していてよくないな。