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Game Consumers Conference 2005 TOKYO

どうぶつの森

GCC 2005 とか適当に名前をつけてみたが、ようするにその実体はローカルなゲーオタ宴会なのだった。夕方頃から集まって終電前までダラダラトーク。場所は新宿歌舞伎町。奇しくもっていうか、べつになんの関係もないが、「龍が如く」の舞台だ。雑多に喋ったのではやくもトピックを忘れはじめているのだが、思い出せる範囲で適当にメモする。

  • 夕方の待ち合わせなのに寝坊しかける。五分弱遅刻。
  • XBOX 360 買う予定というひとがおれしか居なくて愕然。ゲ、ゲーオタ…。
  • 池袋のビッカメラに XBOX 360 の試遊台が置いてあったんだけど、お客は完全スルーで PS2 とか GC とかの試遊台の前にたむろってたのが泣けた。無視してるわけじゃなく、あれは視界に入ってないんだ。文字通りの意味でもそうなんだけど。ちょっと隔離された場所においてあったし。
  • 「キーワードでつながるおもしろブログ」って自分で「おもしろ」と言っちゃうあたりが味わい深くて口語にしづらいですね的な話。
  • 「マーケットシェアでゲームを語る人々」問題
    • シェアで「勝ち負け」
      • ざっくり言ってしまえばメタゲームだが、そこは問題の(←解決のではなくあくまで問題自体の)糸口にならないと思う
      • 「自分が見に行った映画の興行収入が多いと安心する」ような心理(?)
      • 全体性の豊富さ?というのは結局自意識がどう発現するかという違いでしかないわけか?
    • どういう層なのか?
      • 「若いのでは?」「案外歳いってたりして」「20 代前半がコアで、そこから下に…」「そこから上にひろがってるようだとかなしいですな」
      • 下流思考?デジタルの悲しみ?
      • まあゲーオタからすればデジタルの悲しみとするほかないが、しかしそういった人々を含めて進行してゆくのが現在の日本ゲームプレイ事情というものだろう。
      • 実数はそれほど多くないのかなという気もする(ゲーオタ全体だって実数はそれほど多くないわけだけども)。
  • 下流趣味としてのゲーム」問題と、それに関連して新世代機の想定するプレイ環境の齟齬
    • 「20 インチ以下の丸いブラウン管の TV で遊んでるプレイヤはいまでもけっこう居る」
    • 「唯一手の届く 16:9 環境の選択肢が PSP とか」
    • メリケンのゲーオタにはそれなりの大画面高解像度環境が普及している」
    • 新世代機への移行によって、北米市場と日本市場のプレイ環境差が明示化されるのかも。いずれは日本も(どういう規格であれ)その方向へ進んでいくだろうが、とりあえずこの先数年の過渡期にあるギャップは埋め難いというか。
      • 前哨戦は XBOX(初代)で見ることができた。大概のゲームが D2 出力に対応しており、16:9 表示もかなりあり、5.1ch 音響は常識。それを享受できるかという問題。XBOX ユーザ以外にはあまり認知されていなかったかもしれないが、環境向上闘争は水面下で進行していた。ただ、対新世代機のようなシリアスな問題として認識されてはいなかった。印象深かったのは「鉄騎」リリース時にネットの一部で盛り上がっていたプレイ環境写真アップロード掲示板。ずば抜けて高い水準が期待され、それを用意できるユーザが素直に称えられていて良かった。にいちゃんおっちゃんたちご自慢の鉄騎ルーム写真の数々。あれは牧歌的な時代だった。いまは寒い。
      • XBOX 360 にせよ PS3 にせよ、でかくて平らな次世代 TV を持ってて、それなりの音響の出るユーザに向けて作られている(というかそういうプレイ環境のユーザをこそ最もしあわせにする)。なんか明るい広い部屋でソファがあってフカフカじゅうたんで間接照明があってみたいなイメージ。金持ち限定とまではいかないけど、ほかへのリソースを削ってでも映像と音響に金を回せるユーザでないと圏内に入っていくことができない。14 インチの TV で PS2 のゲーム遊んでるユーザにとって、新世代機がピンとくるとは考えづらい。
      • Revolution は HDTV 非対応を発表してメリケンゲーマーからブーイングされたが、日本の場合でいえば今後数年はそれで正解かも。まあ、どういう層に向けてゲーム機作ってんのかという話だろうけど。
      • XBOX 360PS3 に先駆けてリリースされてそこで先行逃げ切りができるか否か、みたいな話で進んでいるけども、それより重要なのは「ハードがリリースされる時点での HDTV の普及率」かも。XBOX 360 に、本体同時で環境買い替えさせるだけの力がどれほどあるかという話でもある。それでいうと PS3 もどうなるか。PS2 の「DVD ドライブ普及機」みたいに、今度は「Blue-Ray ドライブ普及機」としての役割ものっかって来るんだろうから、それが吉と出るか凶と出るかという話か。
      • 結論:不景気が NDS を流行らせ、新世代機を鈍らせる。新世代機的には今後の好景気に期待。
  • みんなどうぶつの森へおいでよ
  • 「躁鬱の森」
  • 今年いちばん遊んだゲームは?
  • 自称硬派ゲーマーはどのように分散し消滅したか問題(「vs ときめきメモリアル」問題)
  • 「オタクにだけ通用するカッコいいポーズ」問題リバイバル。関連→http://d.hatena.ne.jp/matakimika/20050814#p1
  • God of War」どうよ
  • 龍が如く」どうよ
  • 任天堂ファン話
  • アウトフォクシーズ」話

今後のゲーム計画練り直し

目先の欲望に誠実なので「おいでよ どうぶつの森」に結局飛びついたわけなのだが、じつはこのゲーム買ったのには「あまり熱心に遊ぶ必要なさそう」というあたりの理由も含まれている。起動放置である程度どうにかなるかもしれないゲー的願望。MOTHER 2 も通勤中に遅々としつつも進行中。PGR2 でのゴッサムリハビリも進めておかなければならない。あと 12 月にはセガ社の話題作(!)であるところの PS2龍が如く」(http://ryu-ga-gotoku.com/)が控えていることもわすれていた。おれは貧乏なのでどうぶつの森龍が如く両方押さえた場合、XBOX 360 を買ったとして歳が越せるかというとたぶん越せないという話になる。「龍が如く」が XBOX 360 に移植されるというなら話は簡単なんだけどな。待てばいい。けどわからんし。PGR3 の日本発売は来年 1 月であり、北米じゃ今年 12 月発売なのになあ極東はゲーム宇宙の地の果てだよ、まあそれはさておいて、ともかくその日付がおれにとっての XBOX 360 の真のローンチとなる。これらのことを考え合わせると、XBOX 360 本体は来年ゲットすればいいという話になる、のだ、が、予約してあるしな。せっかくの XBOX 次世代機の発売日だしな。けど金は…いや現実を…しかし夢を…ありものの今のため…これからの未来のため…。